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棚倉町の昔話より「貞女初花の話」

棚倉町の昔話より「貞女初花の話」をご紹介します。
棚倉町ホームページより

江戸時代後期、浄瑠璃や歌舞伎などで演じられた「箱根霊験躄仇討(はこねれいげんいざりのあだうち)」というお話があります。

天正年間(1573~1592)、滝口上野という男に兄を殺された飯沼勝五郎と、その妻で棚倉町北町の行灯屋の娘、初花の仇討ちの物語です。

仇討ちの本懐を果たせぬうちに、勝五郎は躄(いざり)、足が不自由になってしまいます。妻の初花は引き車に勝五郎を乗せ、滝口を探します。

ついに箱根の地で滝口を見つけ、仇討ちを果たそうとしますが勝五郎は足腰が立たず、代わって初花が仇を討とうと立ち向かいましたが敢え無く返り討ちに。それを見た勝五郎は初花の祈りが神仏に通じたのか、突然足が立つようになり、見事仇討ちを果たしたというお話です。

勝五郎の仇討ちは実話だったようで、それを江戸時代に司馬芝叟(しばしそう)という浄瑠璃作家が脚色したそうです。

勝五郎に尽くし寄り添った妻・初花は「貞女初花」と語られています。
初花の屋敷は、現在の棚倉小学校のあたりだったと言われ、学校前に老松が残っているそうです。

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☆棚倉小学校前・秋葉神社(過去記事

また、旅の途中2人は栃木県那須町で体を休めながらしばらくの間滞在したそうです。
その際勝五郎は岩で瓢箪を彫ったといわれています。

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境の明神からほど近い那須町寄居の国道294号線沿いに、瓢石(ふくべいし)という瓢箪をかたどった岩があります。

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ほど近くには「初花清水」という、初花が使ったと言われる清水が湧いています。

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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