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塙町観光イメージキャラクターが誕生しました③~安楽寺(塙町)

塙町に新しく誕生したキャラクター・清姫(せいひめ)。

その清姫のモチーフは、塙町名代官を務めた寺西重次郎封元の
息子・寺西隆三郎蔵太の妻でした。(前回のお話はこちら

前回、封元と共に蔵太夫婦が町民から
愛されていたことを物語る場所が塙町にあるというお話をしましたが、
今回はその場所に足を運んでみましょう。

Img_3527_2

塙町にある安楽寺にやってきました。

P1110401

地図で見ると町内のちょっと奥まった場所にあります。

P1110432

Img_3542

ここには、その清姫のモチーフになった蔵太の妻のお墓があります。
まるで名代官のようなすばらしいお墓ですね。

1814年、蔵太は32歳で塙代官になりました。

資料によると、父・封元の指導を受けながら、善政を継承したそうですが、
前代官である父・封元の功績は高く、
後継者の蔵太にとっては強い味方であると同時に、
父以上の善政を実施することが責務であったため重荷だったと
伝えられているそうです。

そんな中、蔵太は塙の地で十数年苦労を共にしてきた妻を亡くします。

塙町の領民の悲しみは計り知れず、
代官所には毎日別れを惜しむ領民の参列が続いたそうです。

このお墓は代官の妻のものとしては類まれな大きさで、
大名の正室でもあまりない規模だそうです。

一説によると、封元や蔵太と共に荒廃した塙の地を復興させるため
尽力をつくした内助の功を称え、天領内外から莫大な浄財が集まり
この安楽寺に立派なお墓が作られたのだとか。

蔵太夫婦がどれだけ塙町の領民に愛されていたのかが伺えますね。

ちなみに蔵太の妻は、資料を見ても
「藤原昌芳の養女」「蔵太の妻」としか書かれておらず、
実際の名前は記されていません。

塙町観光協会の方にお話を伺ったところ、
安楽寺に安置されている蔵太の妻の位牌やお墓には
【圓池院殿如月清影妙空大姉】と書かれており、
ここから「清」の文字を取り「清姫(せいひめ)」と名付けたとのことです。

新しく誕生した塙町観光イメージキャラクター・「清姫(せいひめ)」
塙町の歴史を深く知ると共に、
町内に新たな風を吹き込んでくれるのではないでしょうか。

 安楽寺
  〒963-5405
   福島県東白川郡塙町大字塙字上町87番地

文責:す (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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