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江戸時代の信仰の名残~石崎磨崖三十三観音(白河市表郷地区)

江戸時代に西国三十三観音を巡礼する信仰が庶民の間で流行ったそうです。
(詳しくはこちらをご覧ください)

あの世に召されてから、現世での罪を問われることなく極楽往生するための信仰ということですが、西国まで巡礼できない地方では各地に三十三観音がつくられ、その痕跡が現在にも残っているそうです。

県南地方では同じく白河市表郷地区の硯石磨崖三十三観音と、矢吹町の滝八幡磨崖三十三観音が有名です。

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また、都々古別(つつこわけ)神社、という神社が表郷地区と棚倉地区に点在しますが、表郷梁森地区にも「都々古和気神社」があり、石崎の三十三観音はそのふもとに彫られています。(参考記事

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白河市ホームページの解説によれば宝永4年(1707)石工善六が彫ったものとのこと。
また「正徳3年(1713)に緑川孫左衛門らの発願で彫られた六観音があり、観世音菩薩真言を彫る。これは県内では唯一のことであるという。」(引用)
とあります。

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後に彫られた六観音がこちらと思われます。

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どの観音様も風化していますが、それがかえっておだやかなものに見えます。

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200年もの昔には熱心に信仰された観音様も、現在は木々の中にひっそりとたたずんでいます。

石崎磨崖三十三観音
 白河市表郷梁森字石崎

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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