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四ツ谷にある怖~い?昔話(白河市)

今回は、昔むかし、あるところに・・・で、はじまるお話はいかがでしょうか?

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白河市一番町の国道294号線・旧陸州街道から
西にある細い路地を入ると白河市四ツ谷という所に行きます。

ここでは不思議な昔話があります。お話をご紹介しましょう。

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白河の城下町造成のとき、堀川から分水し、
四ッ谷から街の道路中筋の掘割に水を引きました。

水が溢れるときには、四ッ谷の杉の木立のところで、
逆川という水路に流し、大やんだ川に落としました。

大雨になるとここでは川音が激しく、
「アズキデモトギマショカ、ヒトデモクイマショカ
(小豆でも研ぎましょか、人でも食いましょか)」と騒ぎます。

これは杉木立のもとで、鬼が小豆を研ぎながら、
子供が流されてくるのを待っていたのだといいます。

(参考:みちのく怪道風まかせ より)

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鬼が川で小豆を研ぎながら子供を待っているなんて、なんだかちょっと怖いですよね。

それでは、お話の舞台になった場所を見に行ってみましょう。

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お話の舞台とは全く違い、今は四ッ谷の杉の木立も、川も見当たらないですね。

このお話しに出てくる「大やんだ川」とは、古くから上水道の役目を果たしている川です。
白河市には谷津田川の他に「大やんだ川(大谷津田川)」という川があります。
現在は暗渠となり、道路の下に水路があります。
(大やんだ川は、「大谷津田川」として過去の記事でご紹介しております。 過去記事

つまり、この四ツ谷にも「大やんだ川」に流す水があることが伺えます。

「四ッ谷の杉の木立」とは、現在火の見櫓がある所にあったのだそうです。
撮影した時には、残念ながら火の見櫓はありませんでしたが、
この道の分かれ目の所に「四ッ谷の杉の木立」があったのではないでしょうか?

また、このお話に出てくる鬼は、
白河観光物産協会公認 白河ご当地萌えキャラ・小峰シロちゃんの小説
おとめ桜の伝説~小峰シロの物ノ怪事件簿~」にも出ています。
…どんな形で現れるかは、ぜひ小説をご覧になってみてくださいね♪

白河市四ツ谷に伝わるちょっと怖いお話、
ぜひ白河の歴史と共にご覧になってはいかがでしょうか?

文責:す (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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コメント

アズキデモトギマショカの振り仮名があずきでもまきましょか、になってますよ。

投稿: | 2013年8月18日 (日) 08時58分

ご指摘頂きありがとうございました。
修正致しましたので、よろしければご確認がてらご覧になってみてください。

投稿: ラクラスしらかわ | 2013年8月19日 (月) 10時20分

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