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西郷村ふるさと講座 西郷の石碑~第3章狛犬 Part2~ が行われました(西郷村)

西郷村が村民向けに村内の文化について行っている「西郷村ふるさと講座」。
昨年11月におこなわれた「西郷の石碑~第3章狛犬」の続きとして「西郷の石碑~第3章狛犬 Part2~」が西郷村文化センターにて行われました。

前回の様子

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講師は西郷村生涯学習課の塩谷さんと関谷さん。
今回は狛犬のなりたちとしてヨーロッパ、アジアから日本に渡ってきた様子や、白河市や西白河郡の狛犬の分類、石工、彫刻について広く語られました。

興味深かったのは狛犬の奉納代について。
明治28年に白河市表郷地区の八幡神社に奉納された狛犬を例にとると、57円70銭。
当時米俵3俵分で20円16銭という時代でした。
参考までに最近の機械彫りによる狛犬は、一対30~50万円ほどとのこと。

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☆白河市東上野出島 近津神社 小林和平作
昭和12年作で奉納代358円(奉納代には狛犬以外の制作費込の場合あり)

寅吉・和平の飛翔獅子など、手の込んでいるものはやはり料金もお高いようです。
狛犬の台座など奉納について彫られている表記を見てみるのも、また面白いですね。

石工について、江戸の3大石匠といわれる「窪世祥」、「廣群鶴」、「井亀泉」についてもお話しがありました。
このうち廣群鶴の作品が西郷村甲子温泉の甲子山大黒天として残っているとのこと。

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この石碑の原字は松平定信公です。

やはり松平定信公関連で、井亀泉の作品が新地山に残っています。
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松平定信が新地山を詠った和歌の歌碑です。この歌碑の石柵を作ったのが小松寅吉。
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このエピソードについては、たくきよしみつさんの「狛犬ネット」に興味深いお話が書かれていますので、是非ご一読ください。

最後に西郷村の石工、鈴木定吉についてお話がありました。
西郷村の小田倉神社に、岩に彫られた変わり種の狛犬があります。

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この作者が鈴木定吉(和光)で、これは昭和25年に制作されたものです。

この鈴木定吉の作品は他にも普段見られる場所にありました。
西郷村小田倉原中の4号線沿いにある交通安全を祈願した観音像。

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そして白河市南湖神社の松平定信立像です。

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身近なところに先人たちの足跡が残っていますね。

ちなみに今でも白河市内の石材店に鈴木定吉作の狛犬があるとのこと。
こちらのお値段はおよそ一対100万円だそうですよ。

西郷村文化センター2階には引き続き西郷村内の狛犬についてパネル展示が行われています。追加されたものもあるそうなので、ぜひこの機会にご覧ください。

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また、西郷村では来年度も「ふるさと講座」を開催するとのことです。
参加については西郷村生涯学習課までお問合せください。

西郷村役場 生涯学習課
福島県西白河郡西郷村熊倉折口原40
0248-25-2371

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福島県県南地方被災者等生活再建支援定住促進事業
 ◆楽南
 ◆らくめし
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文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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