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大きく実ることを願って ~ 御田植祭(棚倉町・八槻都々古別神社)

旧正月1月6日にあたる1月28日、棚倉町・八槻都々古別神社にて御田植祭が開催されました。

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八槻都々古別神社は農業神・味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネノミコト)を祀る神社です。
御田植祭は八槻都々古別神社で豊作祈願として行なわれ、400有余年続く民族伝統行事です。
国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。

流れは以下の通り。

1.神楽
  1-1.松舞
  1-2.巫女舞
  1-3.幣舞
2.堰検分
3.めばらい
4.田耕い触れ(たうないぶれ)
5.田耕い(たうない)
6.くろばおとし
7.水取り
8.代かき
9.畔ぬり
10.あしおとめ
11.お種祈祷
12.種蒔き
13.鳥追い
14.田植え触れ
15.田植え
16.水口祭り、天狐の舞い
17.中昼(飯)

松舞、巫女舞、そして弊舞の三曲本舞は、農事前ぶれから田植え終了までを表します。

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代かきでは、「べーこ、べこ」と呼びかけながら牛を探しては曳き出します。
牛の背中には御幣(ごへい)がつけられています。

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この祭りの特徴的な所は、こうした擬音の多さです。
くろばおとしは、「サック、サック……」
水取りは「がぶ、がぶ……」
畦ぬりは「がんぶり、べたり、どろり……」
一つ一つの擬音が能狂言風に発せられるたび、場内から笑いが起こります。

こちらは種蒔き。
古くから国造(くにのみやつこ、地方を治める役人)の種倉から分け与える種もみを借り受けて、
翌年倍にして礼賛する風習が残されていたといいます。
棚倉の名は、この「種倉」が由来となったともいわれています。

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天狐の舞いでは、狐面、半纏、白股引に足袋姿で踊ります。

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中昼(中飯)で舞台や参拝客に餅を撒いていました。

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昨年は震災を受けながらもたくさんのお米が実りました。(そしてモニタリング結果ではND(不検出)でした)
今年も、この種が大きく実ることを願っています。

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八槻都々古別神社
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文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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