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今も息づく和紙づくり(1) ~ 鮫川和紙(鮫川村)

鮫川村で鮫川和紙を漉(す)いていらっしゃる斎須寛一(さいすかんいち)さんを訪ねました。
斎須さんは一度途絶えた鮫川和紙を復活させた方です。

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<斎須寛一さん>

以前、農的暮らしセミナーにて鮫川和紙の紙すきを取材させていただきました。

斎須さんによれば、鮫川和紙には300年から350年の歴史があるといいます。
紙が輸入もしくは工場生産されていなかった昔は、どの村にも和紙農家があったようです。

和紙作りは冬の農閑期の作業で、材料調達が難しかったり冷水に触れる作業が欠かせません。
女性や高齢者では大変なこともあり、30年ほど前に鮫川村内での和紙作りが途絶えてしまいました。

それならと、斎須さんは村内で紙すきをされていた星さんから和紙作りを教えてもらい現在にいたります。

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<師匠の星 弘さん、大正5年生まれで現在もご健在とのこと。御年なんと95歳!>

福島県内でも和紙作りは貴重なものになっています。
海老根和紙(郡山市中田町)や遠野和紙(いわき市遠野町)など数える程度しか残っていません。

なかでも上川崎和紙(二本松市上川崎地区)では、1,000年以上もの和紙作りの歴史があるといいます。
残念ながら現在では2軒しか和紙農家がいないようですが、道の駅安達にある二本松市和紙伝承館でその技を見ることができます。

上川崎和紙は、1995年に行なわれた「ふくしま国体」の賞状にも使われたといいます。
とても上質な和紙なのですね。

次回は、鮫川和紙のできるまでをお伝えします。

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<鮫川和紙の家>

参考:鮫川和紙公式サイト

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/)

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