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東北地方の大動脈(1) ~ 国道4号線(西郷村・白河市・泉崎村・矢吹町)

国道シリーズの5回目は、国道4号線です。

福島県はもとより東北地方の大動脈で、毎日数多くの自動車が通過する国道です。
東京都中央区から青森市まで、総延長739km。
陸上距離では日本で一番長い国道です。(海上区間を含めると国道58号線が最長)

Map_all
<国道4号線の全体図、福島県県南地方は青森よりも断然東京に近いです>

東京~青森間を結ぶ道は、かつて奥州街道と呼ばれていました。
かの松尾芭蕉が「奥の細道」として歩いた道でもあります。

明治時代以降、近代化の流れで街道は国道に置き換えられていきます。
1885(明治18)年、内務省告示で「東京ヨリ函館港ニ達スル路線」として国道6号線に指定されます。
その後1920(大正9)年、旧道路法で「東京市ヨリ北海道庁所在地ニ達スル路線」を国道4号線として制定されます。

しかし旧道路法は軍事目的が主だったようで、全国で38路線しか制定されなかったようです。
1952(昭和27)年12月4日に制定された新道路法では、4号線を北海道と本州部分で分け、東京~青森間が一級国道4号となりました。

その後、国道4号線として整備され今に至るのですが、
奥州街道がそのまま国道4号線に置き換わったわけではありません。

栃木県さくら市(旧氏家町)から白河市までは、奥州街道とは別のもう一つの街道がありました。

その名は陸羽街道。現在の国道4号線とほぼ近しいルートを走っていました。
奥州街道が大田原市経由なのに対して、陸羽街道は那須塩原市や矢板市の街なかを経由しています。
一説には明治17年、ときの栃木県令・三島通庸(みしま みちつね)が奥州街道改修の動きにあわせ無理やり陸羽街道を開通させたとも言われています。

Rikuu
<奥州街道と陸羽街道(白河~さくら)、図はイメージで完全トレースしたものではありません>

陸羽街道の成り立ちには諸説あるようです。
白河~氏家間において奥州街道は現在の国道294号線等、陸羽街道は現在の国道4号線に置き換わったようです。

長くなりますので、福島県県南地方内の各市町村の詳しい様子は、次回以降にします。

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国道4号線
 起点:東京都中央区
 終点:青森県青森市
 総延長:739.0km

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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