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東北最南端横断国道!(2) ~ 国道289号線(棚倉町・塙町・鮫川村)

前回、国道289号線を西郷村・甲子トンネルから白河市表郷まで訪ねました。
いよいよ東白川郡に突入します。

R289map_e

しばらく東に向かった進路が、突然、南向きに変わります。

ここは棚倉町逆川(さかさがわ)地区。
北にながれる阿武隈川水系と南にながれる久慈川水系の分水嶺にあたる地区です。
この付近にかつての茨城街道もありました。

Img_0381

棚倉町市街地に入っていきます。
ここはバイパス区間になっていて、国道118号線と重複しています。

Dsc01869

実は、この辺りは遺跡が発掘された地区でもあります。
国道沿いには塚原古墳群と松並平遺跡があります。

塚原古墳群は、古墳時代にこの地を治めていた有力者の墓で、久慈川上流域では最大級の古墳群です。
直径約20m、高さ約2mの横穴式石室を持った円墳です。

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<塚原古墳。こんもりとして草ぼうぼうですが、たしかに円墳なのです>

松並平遺跡は、たくさんの竪穴住居跡が見つかった大きな集落遺跡で、
古墳時代から平安時代までの時期の変遷がたどれるといわれています。
今では、この国道の真下に遺跡跡がありました。

Dsc01867
<松並平遺跡があったと思しき場所。(棚倉町下山本松並平地区)>

他にも棚倉市街地中心部から西に約2kmから棚倉遺跡が発見されており、
この地が弥生時代から栄えていたことがわかっています。
律令時代、ここを常陸の国へと通じる道(東山道連絡路)が通り、駅家(うまや)があったことから、
棚倉は古くから人が行き来していたのでしょうね。

山本不動尊方面や八槻都々古別神社を右手に見ながら走ると、久慈川を渡り塙町へと入ります。

Img_9980

ここにも進路変更ポイントが!
東の阿武隈高地へと進路が変わります。

Dsc01871

だんだん道も険しく、標高が上がっていくと鮫川村に入ります。
周辺には江竜田の滝鹿角平観光牧場があり、まさに大自然のフィールドを楽しむことが出来る地域になっております。
当然、国道289号線は右へ左へと楽しいワインディングコースが続きます。

Img_9982

Dsc01872

しばらく走ると青生野地区に入ります。
国道沿いには清流が流れていて、のどかな里山を楽しめます。

Img_9986

ここで国道349号線と700mだけ重複します。

Dsc01875

ここを北に行けば古殿町、そのまま進めばいわき市へと向かいます。
Dsc01876
<国道349号線との分岐。冬に撮った写真であることがバレバレですね>

Dsc01877
<国道のそばには、清流が流れます。こちらも冬に撮影しました。>

福島県県南地方で東白川郡と西白河郡を結んでいる唯一の国道ですから、
同じ国道沿いでも、いろいろな地域性を見てとることが出来ると思います。

道路にはその地域の特徴がよくあらわれます。
移住先を決めるための一つの参考になるかもしれませんね。

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国道289号線

 総距離:290.1km
 起点:新潟市
 終点:福島県いわき市

Kasi3_3

※2011年3月11日におきた東日本大震災の影響で道路状況等が変化している場合があります

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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