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矢吹が原の農業の歴史 ~ 矢吹修練農場(矢吹町)

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<矢吹町・福島県立農業短期大学校正門前>

矢吹が原に御料地ができたのは、明治18(1885)年のことでした。

全国屈指の御猟場跡で書いたように、そこが猟場になり、そこから矢吹が原飛行場になり、と矢吹が原はさまざまな場所として活用されてきました。

一方、昭和9(1934)年、御料地だったおよそ2,346haは福島県に移管され、福島県立修練農場が設立されることになりました。
県立修練農場は、現在の福島県立農業短期大学校の前身にあたります。

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<創立当時の県立修練農場、白河の歴史(郷土出版社)より>

戦前戦中においては国策遂行の役割が主だったため、満州開拓訓練所を併設して1,200余人を送り出したり、満州にわたる花嫁のために女子短期拓殖訓練を行なったりしたといいます。
戦後はそれまでの軍国主義教育は影をひそめ、農業技術者養成機関としての性質を強めます。
昭和23(1948)年4月に矢吹原実験農場へ、昭和25(1950)年4月には福島県矢吹原経営伝習農場へと改められます。

その後、平成18(2006)年4月、「福島県農業総合センター農業短期大学校」に変更し現在に至ります。

さて、当相談所へのお問い合わせでも、就農についてはとりわけ多くいただきます。

ラクラスしらかわのよくある質問ページに載せていますが、
農業を始めるには、資金や熱意だけでなく農業技術も必要となります。

田舎での農家ぐらしを考えているなら、こうした研修制度を利用することは有効なことだと思います。
農業短期大学校では就農研修や農業機械研修などが行われているようです。

こうして、開拓国営猟場陸軍飛行場・修練農場と一連で見てみると、矢吹が原にはさまざまな歴史がありますね。

移住するうえでその地域の歴史を紐解いてみるというのは、地域を理解するためには欠かせない準備だと思います。
日本全国どこに移住しても同じかと思いますが、移住先の地域を理解しないことにより地元民と衝突をおこしてしまうといったお話も聞きます。

地域の歴史を知ることはその地で生活していくことで、とても重要なことなのかもしれませんね。

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福島県農業総合センター農業短期大学校

 〒969-0292 福島県西白河郡矢吹町一本木446番地1
 TEL:0248-42-4111
 FAX:0248-44-4553

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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