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2010年6月

平成22年度白河市青少年健全育成推進大会のお知らせ(白河市東文化センター)

来る7月3日、白河市東文化センターにて平成22年度白河市青少年健全育成推進大会が開催されます。

次世代を担う青少年の健全な育成推進のための大会で、
白河市内の各中学校を代表する8名の「少年の主張」や講演会が催されます。

参加費は無料です。
お気軽にご参加ください。

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平成22年度白河市青少年健全育成推進大会
 日時:平成22年7月3日(土) 13:30~16:00
 会場:白河市東文化センター (白河市東釜子字狐内47 TEL:0248-34-1131)
 内容:
  1.青少年健全育成功労者等表彰
  2.「少年の主張」発表
     白河市内各中学校の代表生徒8名による発表
  3.講演会「しっかりと大きな声であいさつを」
     講師:福島県子ども会育成会連合会 会長 新井田萬壽子 氏
  4.福島県「いきいきふくしま!あいさつ大使キビタンキャラバン」PR
 参加費:無料!
 問合せ先:
  白河市教育委員会生涯学習課
   〒961-8602 白河市八幡小路7-1
   TEL:0248-22-1111(内線2384)

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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関の森公園「ほたるまつり」が開催されます

6月下旬~7月上旬は、「ほたる」の季節です。
白河市周辺でも20数年前までは相当数いたと思うのですが、最近ではあまり見られなくなってしまいました。

白河市旗宿の「関の森公園」は、そんな「ほたる」の観察スポットです。

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7月3日(土)には「ほたるまつり」が開催されます。
19:30から「ほたる鑑賞会」が開催されますのでお出かけになってみてはいかがでしょうか。
ほたるの他、土星の鑑賞会も開かれますよ。

「ほたるまつり」
7月3日(土)(雨天順延 7月4日(日))
時間/11:30
場所/白河関の森公園

12:30~こども向けイベント
14:00~オカリナ演奏 はぴねすオカリナ
14:30~フラダンス リリアフラスクール白河
15:10~和太鼓演奏 奥州白河太鼓
15:50~泰楽 五郎 歌謡ショー
17:30~流しそうめん(会費200円)
19:30~ほたる鑑賞会・土星鑑賞会

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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キョロロン村「より道売店」(西郷村)

キョロロン村に去年4月オープンした「より道売店」。
甲子トンネルへと続く国道289号線沿いという事もあり、
とても立ち寄りやすい「より道」のお店です。

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こちらでは西郷産の野菜や地元パン屋さんのパン、ゆば、などが販売されています。
お土産品も売ってますよ。

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おすすめは、西郷産大豆を使用した「豆乳ジェラート」&「豆乳ソフトクリーム」。

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食べてみると、たしかに豆乳の味が!
しつこくないけど豆乳の味がしっかりしていて、とてもおいしいです♪

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ジェラートには小さな大豆が入っていて、これもまた楽しい食感が味わえます。
大自然の中で食べるのも格別。

キョロロン村、国道289号線沿いへおこしの際は、ぜひ『より道』してくださいね。

より道売店
 住所/西郷村真船字村火1
 電話/0248(48)5885
  営業時間/10:00~16:30
   ※日曜・祝日・GW・夏休み期間は9:30~17:00
 定休日/祝日・ハイシーズンを除き、木曜休

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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南湖公園 初夏の風物詩、睡蓮が開花

南湖の水面に今年も睡蓮の花が咲き始めました。
鮮やかなピンク色がきれいですね。

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南湖、といえばボート。ボート桟橋から。

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残念ながら霞がかかり、那須連邦は見られませんでした。

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トンボの群れ。

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水月橋付近よりの風景。

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この季節、さわやかな風に吹かれるだけで癒されますよ。
ふと疲れたとき、南湖公園に来てみてはいかがでしょうか。

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南湖公園
 白河市南湖地内

白河市観光物産協会
 ホームページ
 ブログ

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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第17回 西郷村総合美術展

西郷村文化センターにて「第17回 西郷村総合美術展」が6月27日(日)
まで開かれています。

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こちらの美術展は西郷村在住の方、または西郷村にお勤めの方を対象に
作品を公募したもので、絵画、書、写真、工芸作品が展示されています。

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ひとくちに絵画、書、といっても実に様々で個性的。
村民の感性の集まりを垣間見たようでした。

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入賞作品はこちらのページをご覧下さい。
どれも素晴らしい作品ばかりです。

第17回 西郷村総合美術展
 開催期間/6月25日(金)~27日(日)
 時間/午前9時~午後5時(最終日午後4時)まで
 場所/西郷村文化センター

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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大自然に元気な子供達の歓声が響く ~ キョロロン村(西郷村)

西郷村のキョロロン村に行ってきました!

キョロロン村は、家族みんなで楽しめる大自然のレジャー施設です。
ここでは大自然を活かした14種類の遊戯施設の他、キャンプ場や温泉施設「ちゃぽランド西郷」が併設され、たくさんのレジャー客で賑わいます。

さっそくキョロロン村へ!
取材当日は、関東方面からたくさんのお友達が来ていました。

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まずはキョロロン村の人気アトラクション、ドキドキスライダー。

滑り方と止まり方を教えてもらいます。
フムフム、レバーを手前に倒すと止まるのね。
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いざスタート!
まずは高いところまで上がっていきますよ……

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って、高いなぁ~~!!
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そんな高さもなんのその、みんな笑顔で下りてきました。
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おもしろ自転車&ミニSL。
みんな、動くものが好きですね。
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パターゴルフやインラインスケートに興じるお友達もたくさんいます。
みんな上手いねぇ。

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こちらも大人気、ゴーカート。

女の子も喜んで乗っていました。

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ミニバイク。

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こちらはアーチェリー。
さながらロビンフッドのようです。
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なかには、体を動かさなくてもいいアトラクションもあるんですよ。
動物ふれあいコーナーがあって、ウサギさんとふれあうこともできるんです。

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「なんかおくれよぉ。」
人なつこくて、かわいいですね。

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家族で来れば、もっと楽しい!
キョロロン村は国道289号線沿い、西郷村にあります。

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にしごう家族旅行村 キョロロン村 (西郷観光(株))
 〒961-0871 福島県西白河郡西郷村大字真船字村火1
 TEL:0248-36-2231
 URL:http://www.shirakawa.ne.jp/~kyororon/

 入場料:無料
 駐車場:無料
 定休日:毎週木曜日(祝日・ハイシーズンを除きます)
 ※各種施設のご利用には、料金が必要です。詳細はキョロロン村総合案内をご覧ください。

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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切られずに済んだ大樹 ~ 中畑陣屋の二本カヤ(矢吹町)

矢吹町中畑地区、旧茨城街道の中畑宿には、「陣屋の二本カヤ」なるカヤの木が2本あります。

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天保8(1837)年、幕府領だったこの地を旗本である松平軍次郎が治めたといいます。
そのとき陣屋を作るため街道筋にあった農家を立ち退かせ、同時にカヤの木も切ろうとしていました。

しかし、その当時、すでにカヤの木は2本とも見事に育っていました。
それで、カヤの木は切らずに残したと記録されています。
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今では、中畑郵便局のすぐ裏手にカヤの木があります。
樹齢300年以上、南側のカヤは根まわり5.8m、樹高21.0m。
北側のカヤは根まわり5.2m、樹高19.0mあります。

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ところで陣屋らしき建物は見当たりません。
陣屋は会津若松の会津武家屋敷に移築されてしまいました。

見事なカヤの木が、悠然と残ったのです。

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中畑陣屋の二本カヤ
 〒969-0264 矢吹町中畑地区

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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太平洋に向かう二本の街道 ~ 茨城街道・御斉所街道

江戸時代の街道シリーズも終盤です。
今日は茨城街道と御斉所街道について触れます。

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棚倉街道では、棚倉と水戸、棚倉と平潟(現・北茨城市)が結ばれていたことを説明しました。
また、奥州街道では、白河や矢吹を通っていることを見てきました。

今回説明する茨城街道は、矢吹の中畑新田宿から棚倉へと抜ける街道です。

茨城街道も諸説あって、会津~白河~棚倉~水戸というように、矢吹を通らないルートもそう呼ばれていたようです。
また今回の矢吹~棚倉間を「水戸街道」と呼ぶこともあるようです。

今までの街道を見てきた限りだと、同じ街道にさまざまな名称が付くのはごく当たり前だったのではないかと思います。
それにならって、今回の矢吹~棚倉間は「茨城街道」として説明していきます。

また、白河から磐城国石川に抜ける御斉所街道(地元では石川街道とも)についてもあわせて説明します。
ともに奥州街道から棚倉方面へとつながる主要道であり、またどちらも広義では茨城街道として紹介されたりします。

まず、茨城街道を走るため、矢吹町の中畑新田宿に向かいました。

県道44号線が旧4号国道の上をまたいでいるあたり。
東の方は、いきなり行き止まりになっています。
おそらく今の県道44号線にあわせて、閉鎖したのでしょう。
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通行止めと書かれていますが、これが茨城街道です。

つまり、ここは中畑新田宿の分岐点なのです。

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こちらが、県道44号線。

今の時代の「茨城街道」です。

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中畑(なかはた)宿。
今の矢吹町中畑地区。
そういや、元巨人軍の中畑清氏は、ここ矢吹町の出身でしたね。
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棚倉町八槻でも、突き当たりに大きなお寺がありました。
宿場町は、そういった立地が一般的だったのでしょうか。
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川原田(かわはらだ)宿。
今の中島村川原田地区。
付近に阿武隈川が流れとても肥沃な大地が多く、かつてから栄えていたことがわかります。

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このあと、宿場ではないですが「刈敷坂(かりしきざか)」に差し掛かります。
古い人には「かっちき坂」なんて呼ばれていたようで、
 刈敷坂どっ坂だよ 竹箒要らぬ
 可愛いあの娘の裾で掃く
なんて盆歌もあるのだとか。
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(真正面が棚倉方面、横切っているのが御斉所(石川)街道です)

この刈敷坂で茨城街道と御斉所街道が交わります。
古くから交通の要所だったことがうかがえます。

ひとまず、直進して白河市東地区の中心部へと向かいます。

釜子(かまこ、かまのこ、とも)宿。
今の白河市東釜子地区。
東地区の中心市街地で、往時の宿場町の様子を今も残しています。
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堤宿。
今の棚倉町堤地区。
現在は宿場近くを県道277号線が横切って、白河市街や浅川町からの往来もあります。
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さきほどの刈敷坂では御斉所街道が通っています。
もともと御斉所街道は石川~いわきを結ぶルートで、今の県道14号線に相当します。
いつしか白河~石川も含めて御斉所街道と呼ばれるようになったようです。
(残念ながら街道の宿場町まで調べきれませんでした)

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今ではいわきまで行くより、石川と白河を結ぶ生活道路としての役割が大きいようですね。

いろいろ見てきた街道をまとめてみると、江戸時代の福島県県南地方はこんな感じだったようです。
もしかしたら抜けがあるかもしれませんが、そのときはご指摘くださると助かります。

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街道を知れば知るほど、当時の人の流れや生活がかいま見えてきますね。
福島県県南地方は宿場町の街並みを残している地域が多く、歴史に触れたり景色を楽しんだりとそれだけで楽しめる地域です。
ぜひ、福島県県南地方へお越しください。

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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古来からの歌枕「白河の関」

初夏の白河関跡を訪れました。
古来からの歌枕になっている「白河の関」。
「白河の関」を題材にした句は、平安から江戸後期まででも150首を越えるそうです。

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関跡にある「白河神社」には「白河の関」を詠んだ3人の句碑が建っています。

平安時代以降、「白河の関」を一躍有名にしたのは僧で歌人でもある、能因法師でした。

「都をば霞とともに立ちしかど 秋風ぞ吹く白河の関」

この歌を詠んだとき、能因法師はまだ白河を訪れておらず、想像をめぐらせて詠んだようです。
京の都から白河までは半年の時間の距離、とされおり、
都のひとびとも、最果ての地、白河に思いを馳せたのでしょう。
この歌により、芭蕉もまだ見ぬ白河の土地に憧れを抱いたといわれています。

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能因法師よりも前に、平兼盛が白河越えの折、

「便りあらばいかで都へつけやらむ 今日白河の関はこえぬと」

と詠み、
源頼朝が奥州鎮圧の際に関を越え、家臣の梶原景季が

「秋風に草木の露を払はせて 君が越ゆれば関守もなし」

と詠みました。
「君」とは頼朝のこと。頼朝を讃えた歌です。

そして「白河の関」といえば「奥の細道」の芭蕉と曽良。

☆関の森公園の像

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白河の地を越えたくて気もそぞろになる、と序文にあったほどですが、
実際に芭蕉がここで歌を詠むことはありませんでした。
白河を詠んだ歌としては、須賀川に着いてからの

「風流の初やおくの田植うた」

という歌が残されています。

「西か東か先早苗にも風の音」

とも書簡にて詠んでいて、
これは関の程近くに句碑となり、残っています。

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白河の地にて歌を読まなかった理由としては、長旅の疲れ、とされてるようですが、
芭蕉が白河に着いたときにはまだ白河の関の場所がはっきりとしていなかったから、
とも言われているようです。
芭蕉が白河に来たのは1689年、定信公が関の跡地と定めたのは1800年のことでした。

芭蕉の代わりに曽良が

「卯の花をかざしに関の晴着かな」

と詠みました。

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今年も関跡には卯の花が咲いています。

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白河関跡
 白河市旗宿

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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人も金も通った主要街道 ~ 会津街道(白河街道)

道シリーズ第4弾は、会津街道です。
一説には「白河街道」とも呼ばれています。

どうやらこの街道名というものは行き先の地名を冠することが多いらしく、
白河においては、会津へ通じるから「会津街道」。
会津においては、白河へ通じるから「白河街道」と呼ばれるようです。
ラクラスしらかわは白河市に拠点を構えていますから、ここは「会津街道」で以下進めます。

ちなみに余談ですが、
会津街道は五本あり、慶安2(1649)年、会津藩が本道五筋と幕府に報告したといわれています。
・南山通り(なんざんどおり、別名・会津西街道) 会津~下野国(現・栃木県)今市
・越後街道 会津~越後国(現・新潟県)新発田
・米沢街道 会津~羽前国(現・山形県)米沢
・二本松街道 会津~岩代国(現・福島県西部)本宮 (本宮以降は奥州街道と重複)
・白河街道 会津~磐城国(現・福島県東部)白河

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会津から奥州街道を抜けるルートはもともと南山通りでした。
しかし、度重なる天災と参勤交代により、江戸時代には白河経由のルートがメインになっていきました。
天正18(1590)年には、かの豊臣秀吉が奥州仕置のために利用したとも言われています。

とくに江戸から佐渡金山へ抜ける主要道として、三国街道(※1)、北国街道(※2)に並び会津街道(白河街道&越後街道)が位置づけられていました。
これらは「佐渡三道」と呼ばれ、江戸へ金を運ぶ街道として重要な役割を担っていました。

さて、肝心の会津街道を見ていきましょう。
福島県県南地方には4つの宿場町があったようです。
うち白河宿は、奥州街道でも取り上げたので、今回は割愛します。

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地図を見てみると、白河から会津若松まで、今では国道294号線で結ばれています。
しかし、当時の街道で見ると、結構はずれたルートを通っていることがわかりますね。

飯土用(いいどよう)宿。
今の白河市大信豊地字飯土用地区です。
集落そばには小さな鳥居もありました。
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途中の山道。
かつては主要な幹線だったのでしょうが、今では対向車とすれ違えそうにありません。
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滑里川(なめりかわ)宿
今の白河市大信隈戸字滑里川地区です。
土蔵があります。
まさに往時の風情が残っています。
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上小屋宿に行く前に、おまけ。
滑里川付近にあったバス停「仮停留所」です。
ここにいれば、本当にバスが停まってくれるのでしょうか……?
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上小屋(かみごや)宿
今の白河市大信隈戸字上小屋地区です。
ここは県道58号線が通っていて、前出の宿場町に比べると豪華に見えます。
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普通の集落のようですが、よく見ると屋号がついています。
なかには本陣(大名や役人など、有力者のための宿泊施設)もあります。
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そもそもこの周辺は、戦国時代まで「深谷」と呼ばれていました。
この地域の開発が進むにつれ、「コーヤ(荒野)」から上小屋村になったといわれています。

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本陣があったくらいですから、いかに主要な宿場町だったかがうかがえますね。

次は、同じ白河市の東側を通っていた街道についてお話します。

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参考
 大信史跡マップ(白河北郷史談会、平成21年10月1日)

※1 三国(みくに)街道:今の群馬県高崎~新潟県寺泊
※2 北国(ほっこく)街道:今の長野県軽井沢~新潟県上越

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元気にムシ歯予防! ~ 歯っぴいフェア2010(マイタウン白河)

白河市のマイタウン白河では、歯っぴいフェア2010が開催されています。
白河・西郷の各小中学校の生徒さんが描いた、歯に関する図画・ポスターの優秀作品が展示されています。

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展示されるだけあって、元気のいい作品が多いですね。
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翌20日には、表彰式も行なわれます。
あわせてお口に関するパネルも展示中です。
元気な作品をご覧に、ぜひマイタウン白河へお越しください。

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歯っぴいフェア2010
 場所:マイタウン白河3階(白河市本町2)

<お口に関するパネル展示>
 6月4日(金)~6月20日(日)

<図画・ポスターコンクール>
 展示  6月19日(土)~6月20日(日)
 表彰式 6月20日(日)

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3年に1度の大祭 ~ 愛宕神社大祭のお知らせ(塙町)

塙町の愛宕神社では、来る7月4日、愛宕神社大祭が開催されます。

愛宕神社は、地元では「火伏せの神様」として篤く信仰されています。
江戸時代、防火の神様である京都愛宕神社本社から御分霊を受けて以来、地元では火災が少なくなったといいます。

愛宕神社では、3年に1度、6月下旬~7月上旬にこの大祭が開かれ、防火をまつります。
3年に1度のお祭りに、ぜひおいでください!

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愛宕神社大祭
 日にち:平成22年7月4日(日)
 会場:愛宕神社(塙町大字塙字城山173)


 問合せ先:
  愛宕神社 社務所
  〒963-5405 福島県東白川郡塙町大字塙字上町32-1
  TEL:0247-43-0511

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これからは農的生活がステイタスに! ~ 農的暮らしセミナー受講生募集のお知らせ(NPO法人あぶくまエヌエスネット)

NPO法人あぶくまエヌエスネットさんでは、平成22年7月10日より12回にかけて農的暮らしセミナーが開催されます。

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福島県はあぶくま高原の南部、東白川郡の美しい自然の中だからこそできる実践的なセミナーです。
とくにこんな方々を募集中です。

  • 農的暮らしに興味のある方
  • 土に触れたい方
  • 田舎暮らしをイメージしている方

参加費は無料で、誰でもお気軽に受講できます。

ぜひ、農的暮らしセミナーに参加してみませんか?

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農的暮らしセミナー
(平成22年 東白川都市交流促進事業)
 期間:
   平成22年7月10日(土)~平成22年11月7日(日) 全12回
 参加条件:
   健康で本講座の趣旨に賛同する方、興味関心のある方
 参加費:
   無料
 定員:
   25名(先着順に申込受付、定員になり次第締切)
 お問合せ先:
   NPO法人あぶくまエヌエスネット
    〒963-8403 福島県東白川郡鮫川村大字赤坂東野字葉貫57
    TEL/FAX:0247-48-2508
    URL:http://www2.ocn.ne.jp/~abukuma/program/otona_semina_main.html

 セミナーパンフレット [PDF]

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東京と東北をつなぐメインルート ~ 奥州街道・仙台道

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江戸(東京)から箱館(北海道函館市)までを結んだ東日本の幹線が奥州街道です。

本来、奥州街道は江戸日本橋を起点に白河城下までを結んだルートで、白河~仙台を仙台道、仙台~箱館を松前道と称します。
また、正式には奥州道中といわれたとされています。

でも面倒なので、ここでは全部ひっくるめて奥州街道とします。

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そのうち福島県県南地方内にある宿場町は、9宿あったといわれています。

各宿場町の様子を見てみましょう。

奥州最初の宿場町、白坂(しらさか)宿。(福島県白河市白坂)
境の明神を過ぎて1km弱にあります。
今では国道294号線ですが、ここが東北と江戸を結ぶメインルートでした。
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白河(しらかわ)宿。(福島県白河市)
(狭義の)奥州街道の終点で、いまでも城下町の面影があります。
城下町はたいてい攻められにくいように道路がクランク状に折れ曲がっていますが、白河の道も例に漏れずいい感じに折れ曲がっています。
この宿場町から仙台道が始まります。

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下の写真は昭和34年のものです。
当時の白河市中心市街地の様子がうかがえます。

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根田(ねだ)宿。(福島県白河市大字萱根地区根田地内)
根田宿の付近まできて、再び国道4号線と奥州街道が合流します。
また、安珍念仏踊りで有名な安珍堂が近くにあります。
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小田川(こたがわ)宿。(福島県白河市大字小田川地区)

ここで奥州街道の30番目の宿場町となります。

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太田川(おおたがわ)宿。(福島県西白河郡泉崎村太田川)
泉崎村に入りました。
とはいえ、小田川宿から2kmも離れておらず、隣町という印象はありませんでした。
付近には、武光地蔵が祀られています。
Otagawa1

Otagawa2

踏瀬(ふませ)宿。(福島県西白河郡泉崎村大字踏瀬)

ここをこえて矢吹へ向かう途中に、五本松という松並木があります。
当時の白河藩主・松平定信公が植えたといわれています。

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写真は昭和30年代の五本松ですが、今とはまったく異なる風貌に驚きです。
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Gohonmatu

大和久(おおわく)宿。(福島県西白河郡矢吹町大和内)

踏瀬宿の先、ちょっとした峠道を越えると矢吹町大和内(やまとうち)地区の大和久宿に着きます。
付近には山王寺があります。

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Yamatoku2

中畑新田(なかはたしんでん)宿。(福島県西白河郡矢吹町新町)

大和久宿から1km強の場所にあります。
住宅が密集していて、大和久宿の並びに中畑新田宿があるかのようです。

Nakahatashinden

また、ここは茨城街道の出発点でもあり、ここから棚倉方面への街道が出ていました。
今で言う、福島県道44号線が茨城街道に該当します。
これについては別の機会に書きます。

矢吹(やぶき)宿。(福島県西白河郡矢吹町中町~本町)

矢吹町のメインストリートです。
付近には大木代吉本店があり、往時の面影があります。

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また、昭和10年ごろの航空写真を見ると写真中央を貫く当時の奥州街道が見て取れます。
街道の両脇には商店や民家が密集しているのが、よくわかりますね。

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奥州街道は東北地方の各藩が参勤交代をするために使われました。

しかし、徐々に蝦夷地の開発やロシアからの蝦夷地防衛など、箱館方面へのルートとしての比重が高まっていったようです。

明治6(1873)年に、奥州街道は陸羽街道と呼ばれることになりました。
今では陸羽街道の大部分は国道4号線となっています。
しかし福島県県南地方で見ていくと、国道294号線や旧国道(福島県道)に置き換わっている部分が多くを占めています。

次回は、会津へと向かう旧会津街道についてです。

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参考文献
 白河今昔写真帖(郷土出版社)

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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お城を背景にしたバラ園~「白河バラ園」(白河市 小峰城)

白河市小峰城に併設されている「白河バラ園」ではバラが見ごろを迎えています。
今年は天候不順で開花が遅れていましたが、先週からの好天により一気に開花したようです。

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白河バラ園は昭和35年6月に開園しました。
約8,000㎡の敷地内に約300種類4,000株のバラが咲き誇ります。

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お城の石垣を背景にした、珍しいバラ園としても人気です。

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バラの種類は本当に様々。
どれを見てもきれいです。

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こちらは「グリーンローズ」。
葉っぱのように見えますが、バラだそうですよ。

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たくさんの人たちがバラの美しさと香りを楽しんでいました。

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お城とバラの競演を是非ご覧ください。 

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白河バラ園(白河小峰城)
 

 開園は7月11日(日)まで
 住所/白河市郭内1
 時間/9時~17時
 料金/大人350円・小中学生100円
 お問い合わせ/白河観光物産協会
        電話/0248-22-1147

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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官民で県南の魅力発信 ~ 県南コラボ2010(ルネサンス棚倉)

去る6月13日、棚倉町・ルネサンス棚倉にて県南コラボ2010が開催されました。
その様子をかいつまんでお伝えします。

ルネサンス棚倉の交流研修館「パルテノン」。
ここが地方特産品の試飲・試食・即売会会場です。
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福島県県南振興局・鈴木局長の挨拶でスタート!
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無料で試食・試飲ができることもあってか、会場は人・人・人でいっぱい。
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もっと食べたいな~。
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おっとこちらは、がっつりお食事中でした。
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たくさんの人で賑わうイベントですから、パンフレットコーナーも充実です。

こちらは福島空港のパンフレット。
福島空港を使えば関西方面からの移住も便利ですよ。
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ちゃっかり、ラクラスしらかわのパンフレットも置かせていただきました。
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また講演会とパネルディスカッションでは、観光をキーワードとした充実したお話をきくことができました。
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こうした地域活性は、官だけや民だけではなかなかうまくいかないことが多いように思います。
協力しあうことで、新しい価値を生み出していくことがこれからの時代に求められているのでしょうね。

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中央と陸奥国府を結ぶ重要道路 ~ 棚倉街道(東白川郡)

道シリーズ第2弾は、棚倉街道についてです。

往時から棚倉は、交通の要衝として栄えておりました。
棚倉街道は、常陸国水戸城下から磐城国棚倉までを結んだ道で、今でいう国道349号線と国道118号線のルートがそれに近いといわれています。
(一説では、棚倉街道は棚倉の先、白河までを結んだ道とも言われていますが、資料等で確認できなかったのでここでは棚倉以南を棚倉街道としています。)

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さて、以前書いたとおり、古くは律令時代に東山道連絡路として福島県県南地方から茨城県まで道がつながっておりました。

中世には、常陸国に強い影響を与えた佐竹氏が奥州出兵のために、
また、江戸時代に入ると奥州大名の参勤交代にも使われた道でした。

水戸から棚倉までに18の宿場町があったようで、うち福島県内には6つの宿場町があります。
あらためて軌跡を追ってみましょう。

まずは茨城県境から。
地図で見ると、ここは福島県、言ってみれば東北地方の最南端にほど近い場所でもあります。
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大垬(おおぬかり)宿。
茨城県境から1kmあまり。
現在の矢祭町大ぬかり地区。国道349号線から少しはずれたところにあります。
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仲町宿。
矢祭町上関河内(かみせきごうど)地区に仲町という字名があること。
それから、付近を通る福島交通「仲町柏屋上関」停留所があることから、上関河内地区周辺だと考えられます。
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律令時代は、ここから1kmほど西に離れた高野地区を通る道がメインルートだったようです。
が、この当時、佐竹氏の拠点だった東館城(※)のある東館宿へ高野地区を通らずに抜けているのは実に興味深いですね。
(※ 矢祭町役場の北東100mほど、現在は舘山ふるさとランドとなっています)

東館(ひがしだて)宿。
矢祭町東館地区。
そばの駅が「東館駅」であることと、宿場町を物語る古民家が街道沿いに立ち並ぶことから、古い宿場町だったと考えられます。
今では国道118号線になっています。
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伊香(いこう)宿。
塙町伊香地区。ここは国道118号線沿いでなく、県道230号線沿いです。
東館から来る途中のどこかで、橋か渡し舟があったのではないでしょうか。
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台宿(だいじゅく)。
塙町台宿地区。
伊香地区もそうですが、今でも地名に字名が残っており、しかも賑わっていたことを物語る豪華な古民家がならんでいます。
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八槻(やつき)宿。
国道118号線沿いに戻ってきました。
八槻都々古別神社からまっすぐ南下した路線沿いに民家が並びます。
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棚倉城下まで入りました。
古くからの街並みを大切にしているせいか、趣のある建物が多いですね。
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昭和28年ごろの写真もありました。(参考:白河今昔写真帖より)
とても華やかな宿場町だったようですね。

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そんな重要路線ですが、江戸時代には棚倉街道のみが使われたわけではありません。
棚倉藩でとれた米などの物資輸送に、主に3ルート使われたようです。

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1.棚倉街道
  下江戸(現・那珂市)で船積みし那珂川を下るコース
2.平潟街道
  当時棚倉藩領だった平潟港(現・北茨城市)に至るコース。いわゆる「塩の道」だった模様。
3.戸中峠越え
  黒羽(現・大田原市)まで陸送して、那珂川を下るコース

どうせ舟で渡すなら、棚倉を流れている久慈川で輸送すればいいじゃないか、と明暦4(1658)年、井上市右衛門という人が藩に舟運計画書を提出し、その有効性を訴えました。
しかし
(1)河川の至る所にかんがい用の堰が作られていること
(2)秋から冬にかけ、米の輸送が頻繁になる時期に川の水量が減ること
(3)梅雨や台風の季節には、洪水の危険性があること
の理由で、実現しなかったといいます。

このほかにも矢吹方面から茨城街道が通っていたりと、棚倉は往時から重要な地域だったことがうかがえます。

次回は、白河を通った街道についてのお話です。

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天神乳銀杏(白河市大信地区)

白河市大信地区隈戸、県道58号矢吹・天栄線沿いに銀杏の大樹があります。
白河市指定天然記念物にもなっている、「天神乳銀杏」。

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「乳銀杏」と呼ばれる銀杏は日本の各地にいくつかあり、乳房のような幹がついていて、赤ちゃんがいる女性からお乳が出るよう信仰されていたことが多いようです。

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この「乳銀杏」は樹齢500年とも言われ、根回り約6.7m、樹高約23m。
立派な幹を持っています。

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戦前まで、この幹の皮を煎じて飲むとお乳が出るようになる、といわれており、その根本には削られた跡が残っていました。

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「天神」とは菅原道真公を祀ったもの。小さな祠があります。

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現在では幹を削ることはないというものの、多くの人から信仰されていたことを伺わせる神秘的な佇まいを見せています。

天神乳銀杏
 白河市大信隈戸

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御城(みじょう)地内磨崖仏阿弥陀座像 並びに石造塔婆群及び石仏群(中島村)

中島村の汗かき地蔵で知られるこの御城(又は 代畑)地区。
その汗かき地蔵のお堂および代畑地区公民館の入り口付近にあるのがこの史跡です。

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いくつかの文化財が集まっています。
案内板によると

 一、磨崖仏は県下で最も早くつくられたと県史に記されている

 一、阿弥陀像は建治四年(1278)に一結衆によって刻まれた線彫絵姿仏にして
    県内では珍しい磨崖浮彫像である

 一、石造塔婆群は鎌倉中期から室町初期にかけての豪族たちの供養塔である

 一、石仏群はもと旧白山大権現社境内に安置されていた三十三観音菩薩像で
    明治維新の神仏分離の際に棄却された石仏である

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入口付近の大きな岩をよく見てみると、阿弥陀如来の姿が浮かんでいます。
(肉眼でもよく確認しないと見えないかもしれません。)
建治四年(1278)の銘があり、年号が刻まれたものとしては県内で最も古い磨崖仏だそうです。

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そのすぐ脇には「御城十三仏」と記された仏像群がありました。
白山比咩神社から移動されてきたようです。

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汗かき地蔵のお堂の横にも磨崖仏の破片と思われるものが残っていました。
(この地内にあったのか、それとも神仏分離の影響だったのでしょうか?)

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この地内は台地になっています。
ここは中世にあった滑津舘(城)の跡だったとのこと。
今は宅地と畑になっていました。

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その台地下は岩で覆われていて、かなり風化はしていますが、よく見ると文字らしきものが刻まれています。

中島村には白山比咩神社の磨崖仏とあわせ、県内でもっとも古いといわれる貴重な磨崖仏が残っています。

☆下写真は「白山比咩神社下磨崖仏」

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御城地内磨崖仏阿弥陀座像 並びに石造塔婆群及び石仏群
 中島村滑津字御城 及び 代畑

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律令時代のハイウェイ ~ 東山道・東山道連絡路

福島県県南地方は東北地方最南端であることからか、古代から交通とは切っても切れない場所に位置しています。
鉄道については何度か書いたとおり、新幹線や在来線()の他、かつては白棚線()も走っていました。

当然、道路も重要な路線が走っています。
今日では東北自動車道、国道では4・118・294・349号線の4本が縦断し、国道289号線がそれらと交わりながら横断しています。

そんな地域であることから、道についてもさまざまなエピソードがあります。
何回かに分けて福島県県南地方の「道」をシリーズでお届けしたいと思います。

まず、古代・律令制の時代。

律令制下において中央と地方諸国は7本の幹線道路で結ばれていました。
7本とは、東海道、東山道(とうさんどう)、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、それと西海道です。
これは「七道駅路(しちどうえきろ)」と呼ばれ、7世紀後半(668~686年頃)に整備されました。
全長6500kmもの壮大な道路ネットワーク網だったようです。<参考

このうち東山道が、福島県県南地方を通っていたと考えられています。(図の赤い線)
また、青い線は東山道連絡路と呼ばれ、東海道の起点だった常陸国府への道として整備されていたようです。
詳細な道筋までは調べても追いきれませんでしたが、七道駅路の規格は概ね直線的だったといわれています。

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それぞれの道には、約16kmごとに駅家(うまや)が設置されていました。
駅家とは、馬を備えて、緊急を要する使者に馬と食料を提供した場所です。
いわゆる電車が止まる駅のことではなく、宿場町といったところでしょうか。

その時代、県南地方には駅家が4箇所あったようです。
・雄野駅(今の白河市旗宿近辺)
・松田駅(今の泉崎村関和久近辺)
・長有駅(今の棚倉町下山本地区か)
・高野駅(今の矢祭町高野地区か) ※

※(2011/02/16追記)福島県史によれば、高野は塙町伊香字高ノ里地区あたりではないかとのこと。<参考・温故知新(塙町サイト)>

さすがに1300年以上も昔ですから、今、その面影はほとんどないかもしれません。
かもしれませんが、おそらく駅家があっただろう各地を訪ねてみることにしました。

まず、雄野駅があった白河市旗宿地区。
ここは白河の関があった場所です。
まさに「ここからみちのく」の場所です。
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松田駅。
かつての郡衙(ぐんが)があった泉崎村関和久地区です。
この地は平坦な土地が多く、また周辺に阿武隈川が流れていることから、栄えるにはちょうど良い立地だったのかもしれません。
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長有駅。
棚倉町下山本字松並平地区の松並平遺跡からは、この地が平安時代になってから集落が拡大したといわれております。<参考
それが駅家新設の時期と重なることから、このあたりが長有駅ではなかったかと思います。
また、松田駅から約15~16km程度であることからも、駅家の位置として妥当です。
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高野駅。
長有駅に関する資料を見ると、久慈川流域には長有と高野(たかの)の駅家が置かれていたとあります。
地図を見ると、矢祭町には高野(こうや)地区があり、奇しくも長有駅から約15~16km程度に位置しています。
そういえば、偶然かもしれませんが南北朝時代までこの地は高野郡と呼ばれていたようです。
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こうして見てみるといずれものどかな里山ですが、かつて律令時代には人々の往来が盛んだっただろうことを想像すると感慨深いものがありますね。

次は江戸時代の五街道について見ていきたいところですが、それは近いうちに。

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参考
 国土交通省道路局
 棚倉町教育委員会「棚倉町の遺跡を歩こう

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的石磨崖塔婆群(白河市本沼)

白河市と泉崎村関和久地区を結ぶ県道139号線沿いにひっそりと塔婆群があります。
案内板によるとこれは「的石磨崖塔婆群」。
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これは前方の「的石山横穴墓群」に付随していましたが、県道の拡幅工事に伴い、平成元年にここへ移設したとのことです。

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「嘉暦三年(1328年)戊長三年」の文字が読み取れることから鎌倉末期より南北朝初期のものと見られています。

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県南地方にはこういった中世の磨崖仏が多く見られるとのことで、この塔婆群も貴重な史跡のひとつとなっています。

的石磨崖塔婆群
白河市本沼

お問い合わせ/白河市教育委員会

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白河のおいしい野菜全部! ~ り菜あん本店(白河市)

国道4号線と白河中央スマートICの近くという好立地に、JAしらかわファーマーズマーケット「り菜あん(りさいあん)」本店があります。
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「り菜あん」とは、イタリア語の水田を意味する「リサイア(risaia)」と「ん(運)」をつけた造語です。
また、最後の「あん」は安心・安全の「あん」も意味しています。
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来客数は1日1,000人にものぼるのだとか。
ただ立地が良いだけでなく、良い商品がたくさんある証拠なのでしょうね。
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白河という土地柄のおかげでだいたいの作物が取れるため、時期にあった農産物が店内を彩ります。
つい先ごろまでは一時的にブロッコリーが日本一の生産量を誇ったほか、今ではトマトやキュウリが盛んなようです。
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店内には、旬の野菜・果物を使用したアイス工房や、白河米をキロ売りしたりもしています。
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また加工品コーナーには地元産の商品がたくさん。
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切花・鉢花コーナーをみると、まさにプチ家庭菜園といった様子です。
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こうして紹介しているのは、ほんの一部です。
面積226坪、最大駐車台数238台と大規模な店内は、ひっきりなしにお客さんが来ます。

白河の自然の恵みがいっぱいある「り菜あん」さんに、ぜひおいでください!
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JAしらかわファーマーズマーケット り菜あん(本店)
 〒961-8585 白河市弥次郎窪29-1
 TEL:0248-23-2500
 営業時間 10:00~18:00
 定休日 第1水曜日
 BLOG http://risaian.no-blog.jp/blog/

 

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矢祭でお米作りしませんか? ~ やまつーりずむ2010のお知らせ(矢祭町)

農業法人でんぱたさんは、5月8~9日「やまつーりずむ2010 第一回田植え」を開催しました。
詳しくは、やまつりもったいない市場さんのページをご覧ください。

今回は「第二回田んぼの草取り」です。
でんぱたさんでは、都会の人とふれあいたい参加者を募集しています。

詳しくは、農業法人でんぱたさんまでお問合せください!

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やまつーりずむ2010 第二回 田んぼの草取り
 開催日:
  6月26日、27日
 お問い合わせ先:
  農業法人でんぱた(鈴木正美さん)
  TEL:0247-46-2571

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東北地方最初のアユ釣り ~ 久慈川アユ釣り解禁のお知らせ

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東白川郡内を流れる久慈川では、来る6月6日(日)アユ釣りが解禁されます。
解禁されるのは茨城県境~棚倉町・双ノ平橋までの約20km。
午前5時の花火を合図に解禁となります。

周辺ではアユの塩焼きが特産で、大変美味なことでも有名です。
ぜひアユ釣りを楽しみに、久慈川までお越しください。

<久慈川のアユ釣り>
日釣券:
 2,000円(6月6日(解禁日)のみ)
 1,500円(6月7日以降)
 10,000円(通年版)
 ※券無しで監視員に見つかった場合は500円増しで請求されます

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これからはローカルファースト! ~ 県南コラボ2010(ルネサンス棚倉)

県南地方と近隣のおいしい特産品を食べに来ませんか?

6月13日(日)、棚倉町のルネサンス棚倉にて県南コラボ2010「観光交流と地域産業の6次化を目指して」が開催されます。
地方特産品を無料(!)で試飲・試食できるイベントとなっております。
あわせて即売会も行なわれます。

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出展される特産品は以下のとおり。
どれもおいしい逸品ぞろいです!

・阿武隈メープルサーモン入りだるまバーガー (西郷村:林養魚場)
・愛郷やき (泉崎村)
・こんにちは料理酒 (矢吹町:大木代吉本店
・鮎押し寿し (矢祭町:佐川建設)
・こんにゃくパスタ、こんにゃくうどん (塙町:ケーフーズ生田目)
・ふくふくまん (鮫川村:手・まめ・館
・米粉餃子 (白河市:JA白河)
・米粉パン、本格キムチ、さしみこんにゃく (白河市表郷:JA東西しらかわ)

・郡山グリーンカレー (郡山市:郡山グリーンカレー愛好会)
・浪江ふとっちょ焼きそば (浪江町:浪江焼麺太国)
・焼酎「ぎんなんくらぶ」、大田原とうがらしソース、おおたわらラー油、I LOVE ラー油(栃木県大田原市:NPO法人おおぞら)
・おやき (茨城県大子町:大子おやき学校)

試飲・試食は【無料】です!
(ここは大事なのでまた書きました)

ぜひ、お越しください!

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<県南コラボ2010「観光交流と地域産業の6次化を目指して」>

日時
 平成22年6月13日(日) 11:00~16:00

場所
 ルネサンス棚倉 パルテノン(第1部)、レストラン(第2部、第3部)

内容
 第1部 地域特産品 【無料】試飲試食・即売会 (11:00~16:00)
 第2部 講演会「着地型観光の推進について」
     講師 福井善朗氏 (13:00~14:00)
 第3部 パネルディスカッション「地域づくりと観光の推進」(14:00~15:10)

パンフレットイメージ
 http://www.pref.fukushima.jp/ken-nan/shinko/pdf/220613kennancollabo.pdf

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白河東地区の「鹿島神社」(下野出島地区)

白河市の「鹿島神社」といえば、提灯祭りでも知られる総鎮守の「鹿嶋神社」が有名ですが、旧東村、現在の白河市東地区下野出島にも「鹿島神社」があります。

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こちらには市の重要文化財で、信夫郡(現在の福島市)の彫刻師、平間弥助が彫った神殿が納められています。

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残念ながら神殿の中は見えませんでした。

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白河市のホームページによる写真をご覧下さい。
龍の彫刻が見事です。

神殿の彫刻が有名な東の「鹿嶋神社」ですが、実はこの境内にさらに目を惹くものがあります。
それがこの狛犬。

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写真ではわかりずらいですがとても大きいので、境内に登ると圧倒されます。
しかもこんなに躍動的で、精悍な狛犬を見るのは初めてのように思えます。

これは新地山の記事で紹介した石柵の作者と同じ、浅川町の石工、小松寅吉 作とのこと。
文化財の指定などはありませんが、こういった所にひっそりと優れた作品が残っているのですね。

鹿島神社
 白河東下野出島字坂口

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東北南端の大森林 ~ 八溝山天然林(矢祭町)

今日は貴重な天然林を紹介します。
矢祭町茗荷地区の奥深く、林道を行くと八溝天然林があります。

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本来は、八溝山の山頂から下りて来るのが正しいようですが、ふもとからいく場合はこの茗荷地区から登っていきます。
八溝天然林には貴重なブナ林があり、この森林は「八溝山天然保存林」と言われ、原生林的要素を保っています。
また、山頂付近には太平洋沿岸ブナ林など北限の樹木が多く自生しているといわれています。

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天然林手前のゲート。
ゲートを超えて40分ほど歩くと天然林にたどり着けるようです。
国有林地帯ですが、天候が悪化してきたために奥地まで踏み込みませんでした。
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大森林の静寂が、身も心も引き締めさせてくれます。
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八溝山天然林
   矢祭町茗荷地内国有林

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歯っぴぃフェア2010のお知らせ ~ マイタウン白河(白河市)

歯の衛生週間(6月4日~6月10日)にあわせ、マイタウン白河では歯っぴぃフェア2010が開催されます。

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<歯っぴぃフェア2010>
 日時 6月20日(日) 10:00~15:00
 場所 マイタウン白河3階(白河市本町2)
 主催 白河歯科医師会

奥羽大学の相澤徳久先生による特別講演「ムシ歯のできるまで ~その予防のしかた~」をはじめに、
噛む力チェックや歯みがき指導、また先着350名に景品がもらえるクイズラリーなどが開催されます。

その他、パネルや図画・ポスターコンクール展示は下記期間で開催されます。

<お口に関するパネル展示>
 6月4日(金)~6月20日(日)

<図画・ポスターコンクール>
 展示  6月19日(土)~6月20日(日)
 表彰式 6月20日(日)

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交通安全鼓笛パレードが開催されました(白河市)

6月1日、白河市内で交通安全鼓笛パレードが開催されました。

参加したのは旧白河市内の9校。
その様子を写真でお届けします。

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広く交通安全を呼びかけていました。

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農林漁業で働こう! ~ ふくしま新・農業人フェア

先日告知したとおり、5月29日、ユラックス熱海(郡山市)で「ふくしま新・農業人フェア」が開催されました。

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農・林・漁業を希望する30名近い希望者が熱心に話を聴いていました。
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フェアでは希望者に対しての心構えや、作物ごとの営農資金や生活資金などのデータから必要な資金の目安、また昭和村に新規就農した方の貴重な体験談を聞くことができました。
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ただし安易に就農を考える人(都会生活がいやになった、サラリーマンが面白くない、田舎でのんびり生活したい等)の場合は、とても厳しいようですね。
農業がにわかに注目されていますが、こうした情報を知っているのといないのでは大変な違いが出てくるでしょう。
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もし福島県県南地方での就農に興味がある方はご連絡ください。

※農業研修ならば、福島県農業短期大学校でも行なえるようです。

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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福島県県南地方のご当地情報はここにあります! ~ パンフガイドのご案内(ラクラスしらかわ)

ラクラスしらかわのページ内に「パンフガイド」を設置しました。

パンフガイド

こういった方々のために、作ってみました。

  • 福島県県南地方の特産品や広域的な情報を知りたい観光客の方
  • 同じく、こう聞かれて困ったことのある地元の方
  • 自分の町や村の特産品やイベントをPRしたい公的機関(自治体、公社など)

情報だけでなく観光や特産品もそうですが、各地に点在しているとすべてを回りきれることってできないですよね。
ぜひ、パンフガイドを活用して、県南地方をもっと知ってみませんか?

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

 ※パンフガイドは随時更新予定です。

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