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古から親しまれた「うたたね(転寝)の森」~白河市

白河市鹿嶋に、鹿島神社の飛地境内にもなっている「うたたねの森」と呼ばれる地があります。

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「うたたねの森」という言葉は古来より歌枕として親しまれました。
白河のこの地の起源は、源義家がこの森で休息したことから、と伝えられています。

森とはいうものの、現在は大きな木が2本だけですが、芭蕉と曽良がみちのく路についた時にはもう既にこの姿だったようで、

かしま成うたゝねの森橋たえて いなをふせどりも通はざりけり

と、曽良に詠われました。

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この地は「庄司戻しの桜」の記事で書いた佐藤継信、忠信兄弟にも由縁があります。
兄弟の父、佐藤元治が旗宿で2人を見送ったあと、この地で休息をとり、

うたたねの見残す夢やほととぎす いま一声を家づとにせん

と歌を詠んだと伝えられ、
この歌から「うたたね」の名がついた、という説もあるようです。

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いずれにしろ、古からの特別な地だったのかもしれませんね。

うたたねの森
 場所/白河市大鹿嶋

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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