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2010年5月

本町まちなか蔵散策ツアー(白河市)

景観の日の特別企画として、白河市の中心市街地、本町を巡るツアーが「NPO法人 しらかわ建築サポートセンター」の主催で開催されました。

古くからの商店街として栄えた本町には、今でも貴重な蔵や町屋づくりの建物が現存しています。

☆大谷酒造の蔵

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普段は通りからしか見えないような建物の中まで案内してもらえる貴重なツアーで、参加者希望者も多く、定員オーバーになったほどとか。
そんなツアーに参加させていただきました。

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本町とは私たち「ラクラスしらかわ」の事務所がある町です
今回のツアーは
大谷酒造→亀平商店(金物店)→長寿院(寺院)→根本邸(リフォームの蔵)→旧柳屋本陣→ゆう工房 などを巡りました。

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明治12年創業、「白陽」で知られる酒蔵「大谷酒造」では、お酒が仕込まれた大きなホーロータンクのある酒蔵を見ることができました。

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今は使用してませんが、昔は熱源にこの煙突を使っていたそうです。
また詩人、萩原朔太郎の妻・美津子の生家でもあります。

1701年(元禄14年)創業の金物店、亀平商店にはなんと8棟もの蔵があります。
商品の在庫保管として使用することはもちろん、昔、住み込みで働いていた人たちが暮らしていた場所でもあったそうです。

また、本町地区には古くから残っている町屋づくりの建物があります。

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☆町屋作りののこる渋木茶輔(写真下)

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明治天皇が巡幸の際に宿泊された脇本陣柳屋旅館跡。
今でも座敷蔵が残っています。
ここは戊辰戦争の際、斎藤一をはじめとする新選組の宿泊所ともなりました。

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最後にお邪魔したのは以前「ツツジ祭り」でもお邪魔させていただいた「ゆう工房」さん。
こちらで再び小峰城の外堀跡を見せていただきました。

また、本町には石碑、史跡、寺院、人物ゆかりの地に看板が表示されています。
全部で15あるこの名所を巡ってみるのもいいですね。

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ここで全部は紹介できませんでしたが、古くからの文化を再発見できたツアーになりました。

NPO法人 しらかわ建築サポートセンター
 白河市本町2 マイタウン白河2F
 TEL/FAX 0248-23-8088

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今年も「白河バラ園」がオープン(白河市小峰城)

毎年鮮やかなバラの花が咲き競う、白河小峰城「白河バラ園」が今年もオープンします。
小峰城の石垣をバックに見るバラの花は多種多様で、一見の価値がありますよ。

白河観光物産協会さんによると、今年は5月29日(土)オープンですが、この寒さの折り、バラの開花は遅れているようです。
開花した際にはまたこちらでその様子をお届けしたいと思います。

また、白河には他にも花の見所がありますので、是非こちらでチェックなさってくださいね。

白河観光物産協会のブログ
~'しらかわ'コミネコお散歩日記~

白河バラ園
 場所/白河小峰城内
 時間/9時~17時
  料金/大人350円・小中学生100円
 お問合せ/白河観光物産協会 電話0248-22-1147

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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人忘れずの山、新地山(白河市)

第2回 歴史学びの会」の記事でお伝えした、関和久官衙遺跡群が発掘された白河借宿地区。
その借宿地区から目に入る山が「新地山」です。

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新地山からは古代の郡役所跡、関和久官衙遺跡が見渡せることから、当時は阿武隈川を挟んだ向かいの木ノ内山(人懐かしの山(泉崎村))と、関所としての役目もあったのでは、と推測されています。
古代の要所だったことは間違いないようですね。

☆左が木ノ内山、右が新地山

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大和からこの地へやってきた人たちが、大和地方の山の形と似ていることから郷愁を誘い、「人忘れずの山」と呼ばれたのだろうと言われています。

山頂には羽黒神社があり、これもまた以前紹介した信夫の佐藤兄弟と縁があるもので、屋島の戦いで戦死した佐藤継信の冥福を祈り、その母が建てさせたものだということです。

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また、「人忘れずの山」とは古来から歌枕として親しまれました。

 「みちのくの阿武隈河のわたり江に人忘れずの山は有けり」

とは、「奥の細道」で芭蕉とともに旅をした曾良の句です。

松平定信公も

 「世々へても心の奥に通ほらし人忘れずの山のあらしは」

と詠んでいます。
定信公の歌は、新地山の麓に歌碑として残されており、とても立派な石柵で守られてます。

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(この石柵は浅川町の石工が彫ったもので、これについては作家の たくきよしみつ氏 のホームページに興味深い考察がなされています。)

関山、烏峠と共に白河三山と言われ、
中世には館があったのでは、という説もある新地山。
なだらかな美しい姿は、歴史の折に人々の心を惹きつけたのでしょう。

新地山
 白河市借宿

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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移住したら何ナンバー? ~ 福島県県南地方のナンバー事情

私達へのお問合せで多いのは、首都圏在住の田舎暮らし希望者の方々です。
首都圏では自動車に乗らなくても不便はないらしく、自動車をお持ちでない方が多いように思います。

しかし、福島県は自家用乗用車の世帯あたり普及台数が1.510台(※)です。
全国でも11番目の世帯あたり普及台数を誇ります。(※)

一家に1台というより、一人で1台あるのがごく当たり前の社会ですから、移住される方は自家用車があったほうがより便利だろうと思います。

もし、福島県県南地方に移住してナンバーを変更する場合、または新車登録する場合、
同じ県南地方でも移住先の住所でナンバーが変わります。

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白河市・西白河郡→福島ナンバー(青色の地域)
東白川郡→いわきナンバー(ピンク色の地域)

調べてみたところ、いわきナンバーは日本で始めてのひらがなナンバーでした。
(いわきは1979年、なにわは1983年、とちぎは1999年、つくばは2007年にそれぞれ開始)
また周辺では、会津(福島県西部)、那須(栃木県北部)、水戸(茨城県北部)ナンバーがあります。

もし、旅行先で福島・いわきナンバーの車を見かけたら、その人は福島県県南地方に住む人かもしれませんね。

Number

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(※)財団法人 自動車検査登録情報協会調べ、平成21年3月末現在
http://www.airia.or.jp/number/mycar.html

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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新作・とろろ冷やしそばはいかが? ~ 関守亭(白河市)

白河市・白河関の森公園内のそば処「関守亭」。
関守亭では、夏に向けた新作が発表されました。

とろろ冷やしそば!
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まろやかなとろろとシャキシャキとした山菜があいまって、そばの旨さをとっても引き立たせてくれる絶妙な逸品です。

さらに、プラス200円で本日のセットが付けられます。
そばだけでは物足りない人にはおすすめですね。
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これからの暑い季節を、とろろ冷やしそばで乗りきりましょう!

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関守亭
 白河関の森公園内
 毎週金曜日~月曜日営業
 営業時間/11:00~16:00
 関守亭ホームページ

 TEL:0248-32-2922

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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東 京一郎夫妻が福島に転勤!~秘密のケンミンSHOW

日本テレビ系列で毎週木曜21時から放送中の「秘密のケンミンSHOW」。
番組内の「連続転勤ドラマ 辞令は突然に・・・」でおなじみ東 京一郎夫妻が今週、福島に転勤してきます!

2週に渡って放映予定ですので、福島を知る上の参考にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに先週放送された
福島県民は、納豆に白菜のお漬け物を入れて食べる!?
地元、周りの反応は「半々…」と言った所でした~。
あくまで参考にどうぞ。

秘密のケンミンSHOW

放送日時
 5月27日(木)21:00~
 6月3日(木)21:00~

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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今週末開催~都内の福島イベント情報

5月29(土)、30(日)に東京都中野区、JR中野駅北口広場で開催される
「花と緑の祭典」に塙町が出店します。
当日は塙町の新鮮野菜、こんにゃく、味噌、鮎の塩焼きなどの物産が販売され、観光PRも行われます。
都内にいながら塙町を体験できるチャンスですので、どうぞお出かけになってはいかがでしょうか。

塙町ホームページ

また5月29日(土)、東京駅八重洲口近くの「福島県八重洲観光交流館」では29日を「29(ふく)の日」としたイベントが開催されます。
これは今年4月から行われており、毎月29日に開催予定です。

500円以上のお買い上げで福島県産品が当たる大抽選会があり、
その景品には福島県の温泉宿泊券もあるそうですよ。

また、福の日のご来店だけで1回ごとにスタンプを1つ押印のうれしいサービスもありますので(5つ集めれば特産品プレゼント)、是非チェックされてくださいね。

福島県八重洲観光交流館

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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「ふくしま 新・農業人フェア」開催

「ラクラスしらかわ」内でもお問い合わせが多い、新規就農。
昨今の農業への関心は以前高いと思われます。

福島県では、農業情報の提供や農業法人の会社説明を行う
「ふくしま 新・農業人フェア」を開催します。
農業への関心のある方は、是非参加されてみてはいかがでしょうか。

ふくしま 新・農業人フェア

開催日時
  平成22年5月29日(土)10:30~16:00
開催場所
  ユラックス熱海 大会議室
   郡山市熱海町熱海2丁目148-2

パンフレットPDF

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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駅スタンプラリー!(2・JR水郡線編)

前回、東北本線各駅のスタンプを押すことに成功しました。

矢吹駅を後にした取材班は、塙町の磐城塙駅に着きました。
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駅員に聞けばスタンプが出てくる楽な取材だとタカをくくりつつ水郡線の磐城塙駅に着いたとき、取材班の予期せぬ事態が発生したのです。

ΣΣ(゚Д゚;) 「駅員がいないっ……!(ざわ…ざわ…)」

無いのです。
改札室の中は無人だし、待合室にも人はいないし、そもそも肝心のスタンプすら見当たりません。

取材終了かと諦めかけたそのとき、隣の塙コミュニティセンターに誰か人がいるようです。
思い切ってその方に聞いてみました。

「あぁ、改札は駅前のお菓子屋さんが委託を受けてるから、その人が持っているよ」

その言葉を信じて、お菓子屋さんへ。
中にいたオバちゃんに聞くと、「今、開けてやっかんな」と開けてもらうことに。

待望のスタンプを出してもらいました!

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文章では2,3行でも、実際はここに至るまで結構、時間がかかったのです。

それだけに、少し感動してしまいました。

また、スタンプを置いてあるのが当たり前と思っていた自分が恥ずかしいです。

無事、ぺったん!
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また、富永一郎はなわ漫画廊があるこの町では、「富永一郎バージョン」もありました。
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聞けば、スタンプを置いておくと盗難される危険があるのだとか。
でも磐城塙駅は駅員が常駐していないから、次の発車時刻がしばらくないときは改札室に鍵をかけて留守にしまうのだそう。
確かに、今までの駅はすべて駅員さんからスタンプを借りていたっけ。

オバちゃんに御礼をいい、最後の目的地・矢祭山駅へ!
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やっぱり無人駅です。
スタンプも見当たりません。

でも、もう焦りません。
ここで磐城塙駅の様子を思い出します。
駅前のお店屋さんに誰かキーマンがいるはず!

いつもお世話になっている矢祭山観光センターさんへ。
聞いてみれば、いきなりビンゴでした。

ぺったん。
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ぼやけていますが、「駅からハイキング 福島県」と書いてあります。

そして、矢祭山駅は鮎が有名です。
2バージョン目は、鮎でした

ラストぺったん。
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「水郡線ウォーキングラリー 矢祭山・桧山」と書いてあります。
矢祭山とは矢祭山公園、桧山とは矢祭山公園内・久慈川東岸に位置する標高510mの山のことです。

磐城塙も矢祭山もウォーキングラリーと銘打っていることから、電車で来てもらって、降りたらウォーキングをしてもらいたいとの願いがこめられているようですね。

実は今回、件の5駅以外にもいろいろな駅をまわりました。
今回載せなかった駅は、スタンプこそありませんがいずれも風光明媚な場所にある駅ばかりです。

ぜひ、あなたも福島県県南地方においでになってはいかがでしょうか?

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参考地図

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文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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駅スタンプラリー!(1・JR東北本線編)

新白河羅針盤miniでは、スタンプラリー用に「ふるさと産品発見」「湯めぐり」「自然満喫」の3種類あります。

たくさんの方がスタンプを押しに県南地方を歩いてまわっているようですね。

私達ラクラスしらかわも負けじとスタンプラリーしたいところですが、いかんせんオリジナリティがない!
ということで、新白河羅針盤miniと違うスタンプラリーをしてみようと思い立ちました。

そこで本来の(?)意味を混めてスタンプラリーをしてみました。
県南地方各地の鉄道駅においてあるスタンプをぺたぺた貼って、勝手にスタンプラリーしてみちゃいました。

まず、調べてみたのはどの駅に駅スタンプが置いてあるか。
いろいろ調べた結果、東北本線の新白河白河矢吹、水郡線は磐城塙矢祭山の各駅に置いてあるようです。

そこで、これらの駅を回ります。
マイタウン白河から出発して近い順にまわってみました。

で、早速来たのが白河市の代表駅・白河駅。
実はマイタウン白河の目と鼻の先にあります。
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駅の中を見渡してびっくり。
いきなり、スタンプが見つかりません!
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幸い、改札員さんに尋ねてスタンプを出してもらいました。
ぺったん。
白河の関をイメージしたスタンプですね。
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スタンプ台があるものだと思っていましたが、意外とないんですね。

続いて、西郷村の新白河駅。
全国で唯一、村に新幹線が止まることでも有名ですね。
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ぺったん。
ここのスタンプは、くっきり写りますね。
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スタンプには、西郷村の雪割橋
また白河の玄関口らしく南湖公園小峰城が描かれています。

北に移動します。
矢吹町の矢吹駅に来ました。
いつ見てもメガネに見えます。
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ぺったんこ。
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矢吹駅と矢吹を代表する公園・大池公園、その大池公園内にある六角堂、
それから矢吹町の花に指定されているシュンランが描かれています。

とりあえず、ここまでまわってみてわかったことは、
駅にスタンプ台がなく、各駅の改札員さんに尋ねることでスタンプを押せるということです。

しかしこれからまわる水郡線の各駅で、取材班の予期せぬトラブルが待ち受けていたのでした!

つづきは次回!

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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第17回 赤面山山開き(西郷村)

那須連峰に連なる甲子連山、赤面山。
赤面山の標高は1,701mで、山頂までは約1時間半、
登山初心者向けに適していると言われており、高山植物が豊富な山でもあります。
※初心者向け、としている情報もありますが、これについては注意がありますので、
Naturalさんによるこの記事のコメント欄をご覧になって下さい。

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毎年5月の最終日曜日に行われる山開きが、今年は5月30日(日)に行われます。
当日は午前8時から式典も行われ、山頂イベントとしてお楽しみ抽選会も行われます。
登山ファンには待望の季節になりましたね。

赤面山 山開き
 受付時間/午前8時から
 受付場所/旧白河高原スキーセンター
 ・先着600名に記念バッジ贈呈
 ・受付後は自由登山

式典
 時間/午前8時より
 場所/スキー場第一ゲレンデ

山頂イベント
 お楽しみ抽選会

お問い合わせ先
 水の郷自然紀行委員会事務局(西郷村・商工観光課)
 電話/0248-25-2910

西郷村 赤面山関連HP

赤面山周辺地図

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定信公ゆかりの「勝花亭」~旅館大黒屋(西郷村)

「寛政の改革」で知られる白河藩主(1775~1812)、松平定信公。
その定信公が愛した温泉が、西郷村の甲子温泉です。
定信公はこんな歌を残しています。

「白河に到りて甲子の山を見ざらんは、孔子の門を過ぎて堂に入らざるが如し、
甲子の山に到りて 楓を見ざらんは、堂に入りて室に入らざるが如し」

この歌からも、この地を大変好んでいたことが想像できますね。

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その定信公が、甲子温泉滞在時に別荘として使っていたのが「勝花亭」。
西郷村の文化財に指定されていますが、
現在は大黒屋旅館の離れとして使われており、実際に宿泊することも可能です。

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中を見学させていただくことができました。

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甲子の山と木々を見渡せる美しい景観に、
定信公が気にられていたのも頷けますね。

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建物は一部改装しているものの、ほぼ当時の姿を残しているそうです。

この離れは3つに区切られており、
「勝花亭」は定信公の部屋、「前荘」は奥方の部屋、「共楽亭」は家来の方の部屋として使われていたそうです。

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☆前荘よりの景観

定信公と同じ景色を眺めてみてはいかがでしょうか。

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☆甲子大黒天

元湯甲子温泉 旅館大黒屋
 〒961-8071 福島県西白河郡西郷村真船字寺平1
 TEL:0248-36-2301
 FAX:0248-36-2304
 URL:http://www.kashionsen.jp/

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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定信公が愛した秘湯 ~ 旅館大黒屋(西郷村)

甲子温泉(かしおんせん)の奥深く、甲子山を望む奥甲子に旅館大黒屋さんがあります。
ここは、古くから秘湯といわれていて、数多くの秘湯ファンが訪れています。
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甲子温泉には、こんな由来があるといわれています。

甲子温泉の由来

至徳年間(1384年)、伊豆国最勝院開山和尚吾宝禅師の高弟州安和尚が諸国修行の旅に出た。

州安が白河の関を通りかかると、はるか西山にめでたい雲がかかっていた。
雲に誘われ、苦難して山深く分け入ると、探し求めていた通りの霊地があった。

州安がそこに質素な小屋を立て、日夜修繕に励んでいたある夜、一人の老翁が訪ねてきた。
終夜語りあったのち、老翁は「この山峡に霊泉あり。病患ある者にこれを教え、救われよ」と告げて消え去った。
次の日、州安が聞いたところに行ってみると、確かに湯がこんこんと湧き出ていたという。

かの州安が湧湯を見出したのが、至徳元年甲子(きのえね)の年であったことから、甲子温泉(かしおんせん)と名付けられたと伝えられている。

旅館大黒屋公式サイトより一部抜粋)

この地が温泉として開発されたのは、時が移って1636年、会津蒲生家の浪人だった菊池大隈基吉の子・将監高吉といわれています。
将監高吉は、白河城主丹羽長重公より湯別当(湯守)に任命されました。
大黒屋さんは、370年以上の歴史がある温泉ということになります。

大黒屋さんの温泉はすべて100%源泉掛け流しです。
今回、その温泉を撮らせていただくことができました。

まずは「恵比寿の湯」。
ここは内風呂と、それに続く露天風呂からなっています。
泉質は、カルシウム・ナトリウムの硫酸塩泉です。
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男女別風呂です。幸い男湯には誰も居ない時間帯でした。
(女湯に入るのは良心が許してくれませんでした。)
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さて、こちらは大黒屋さんを代表するお風呂と言っても良いでしょう。
大岩風呂と櫻の湯です。

大岩風呂は150年の歴史を持ち、入るためには長い階段を下っていかなければいけません。
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階段の先には、あまりにも生々しいメッセージが掲げられています。
秘湯に入るだけの覚悟があるかを、改めて問うかのようです。
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振り返れば、ずいぶんと高いところから降りてきたことに驚かされます。
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やっと着きました。
大岩風呂の入り口です。
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こちらが大岩風呂の内部。
単純泉で頭痛、神経痛、皮膚病に特効があるといわれています。
また飲むことで、胃腸病にも効くようです。
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つくりが時代を感じさせますね。
浴槽中央には「子宝石」と呼ばれる大きな石があり、それをなでると子宝に恵まれるといわれています。
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しかもこの大岩風呂、なんと混浴でございます!
支配人にうかがったら、最近では若い女性も大岩風呂を利用するのだとか。
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残念ながら、入っていたのはおじさん2人だけでした。

でも、ご安心を。
大岩風呂の隣には「櫻の湯」があり、こちらは女湯になっています。
しかし、やっぱり良心が許してくれなかったので、中に入らず外観のみです。
(ただし21:00~23:00の時間帯は、櫻の湯は男湯になるようです。)
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もちろんお風呂だけでなくお食事処もあって、体もおなかも満足すること間違いなしです。
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古くからある温泉旅館ですから、お風呂に入らなくても至るところで歴史を感じることができます。
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さて、離れには、白河藩主松平定信公の別荘でもあった別館「勝花亭」があります。
こちらについては、別の機会にレポートします。

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日光国立公園/日本秘湯を守る宿
元湯甲子温泉 旅館大黒屋
 〒961-8071 福島県西白河郡西郷村真船字寺平1
 TEL:0248-36-2301
 FAX:0248-36-2304
 URL:http://www.kashionsen.jp/
 旧URL:http://www3.ocn.ne.jp/~kashi/

 ※旅館大黒屋さんは、日本秘湯を守る会の会員宿です。

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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樹齢1,000年超の共立 ~ 町屋の二本カヤ(白河市大信)

白河市大信地区、大信庁舎の西北西200mの場所にカヤの木が2本並んで生えています。

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西側のカヤは根元幹囲約8.3m、樹高は約15m。
また、東側のカヤは根元幹囲約6.3m、樹高は約13mあります。
樹齢はともに、なんと推定1,000年以上といわれています。
平安時代からあったということが想像できますね。
今では、福島県指定天然記念物にもなっています。

由緒は明らかではありませんが、古代の磐城国と岩代国の境に位置していることから道しるべではないかとの説もあります。

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町屋の二本カヤ
 〒969-0309 白河市大信町屋地区

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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古から親しまれた「うたたね(転寝)の森」~白河市

白河市鹿嶋に、鹿島神社の飛地境内にもなっている「うたたねの森」と呼ばれる地があります。

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「うたたねの森」という言葉は古来より歌枕として親しまれました。
白河のこの地の起源は、源義家がこの森で休息したことから、と伝えられています。

森とはいうものの、現在は大きな木が2本だけですが、芭蕉と曽良がみちのく路についた時にはもう既にこの姿だったようで、

かしま成うたゝねの森橋たえて いなをふせどりも通はざりけり

と、曽良に詠われました。

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この地は「庄司戻しの桜」の記事で書いた佐藤継信、忠信兄弟にも由縁があります。
兄弟の父、佐藤元治が旗宿で2人を見送ったあと、この地で休息をとり、

うたたねの見残す夢やほととぎす いま一声を家づとにせん

と歌を詠んだと伝えられ、
この歌から「うたたね」の名がついた、という説もあるようです。

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いずれにしろ、古からの特別な地だったのかもしれませんね。

うたたねの森
 場所/白河市大鹿嶋

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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小峰城の「御衣黄(ぎょいこう)桜」

小峰城公園では珍しい桜が咲いています。

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緑色の桜、「御衣黄(ぎょいこう)」です。
「御衣黄」の桜の色は開花からじょじょに変化し、最終的に緑→ピンクになります。

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不思議な桜ですが、淡い緑色がとても綺麗です。
小峰城ではまだ緑色の花びらを見ることができますよ。

白河市 小峰城

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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「ゆう工房」ツツジ祭りと小峰城の外堀の土塁跡

白河市本町にある「ゆう工房」では築120年の古民家を仕事場とし、織り染め教室を主宰されています。
同じく蔵はギャラリーになっており、手作り作品の販売もされています。

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こちらでは今、色鮮やかなツツジが咲き誇る「ツツジ祭り」が開催中です。

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このツツジの土台にある石垣。
これは小峰城の外堀の土塁跡で、城郭と町屋の間に設けられていたものだそうです。

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「ゆう工房」裏手では奇跡的に良好な状態で残っているとのこと。

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当時のまちの姿を想いつつ、美しいツツジを鑑賞してはいかがでしょうか。
古民家から眺める風景は、時がゆっくりと流れているようです。

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「スローライフのツツジ祭り」
 期間/5月20日(木)まで
 時間/午前10時~午後5時

ゆう工房
 場所/白河市郭内11

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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地域の文化活動発展をめざして ~ NPO法人カルチャーネットワーク(白河市)

白河市を中心に福島県県南地域のみならず郡山市・NHK郡山放送局や那須塩原市・黒磯文化会館などでも配布されているのが文化情報誌「I CAN DO!!」。
地域のイベントやおいしいお店が載っていて、それでいて無料でゲットできるありがたい情報誌です。

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今回は「I CAN DO!!」の発行元、NPO法人カルチャーネットワークさんにお邪魔しました。

カルチャーネットワークさんのあゆみを教えていただいたので、簡単なご紹介を。

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<I CAN DO !!編集長の後藤一光さん(BLOG)>

平成6年、社団法人白河青年会議所で提唱された「しらかわカルチャーネットワーク構想」がそもそもの始まりでした。
その後平成8年10月、「カルチャーネットワーク」として発足します。

当時、発行していた広報誌「カルチャーネットワーク」が平成10年4月に情報誌「ぶらぶら」に改編。
さらに平成14年4月には、「ぶらぶら」は「I CAN DO!!」に改編されます。
写真は、最新号の「I CAN DO!!」2010年5月号です。

「I CAN DO!!」だけでなく、カルチャーネットワークさんは以下の事業も行なっています。

・情報の収集発信事業
 (白河地域の気になるお店、だるま市マップの発行)
・団体・個人活動支援事業
・文化施設管理受託事業
 (白河市文化センター、東文化センターの管理運営)
・舞台芸術鑑賞事業
 (コンサートや公演等のイベント実施)
・シネマパラダイス事業
 (映画館のなくなった白河地域で映画上映会の運営を実施)
・人材育成事業
 (音響照明技術者・映写技師・編集者を養成)
・出逢いふれあい事業
 (白河地域に住む未婚者の婚活支援)

たくさんありますが、簡単に一言でいえば「文化振興の発展」を目的に活動されているといったところでしょうか。
昨日、当ブログでも紹介させていただいた「おとうと」も、カルチャーネットワークさんのシネマパラダイス事業の一つなのです。

今後もカルチャーネットワークさんから目が離せないですね!

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NPO法人 カルチャーネットワーク
 〒961-0053 福島県白河市中田140 白河市文化センター内
 TEL:0248-22-5271
 FAX:0248-22-5224
 URL:http://www.shirakawa.ne.jp/~brabra/top-f.htm
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Flow into G・・・(I CAN DO !!編集長・後藤一光さんのブログ)
 URL:http://blog.livedoor.jp/ikkohg/

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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第2回マイタウン白河ギャラリー展(マイタウン白河)

マイタウン白河では、6月1日までギャラリー展を開催しています。

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ぜひ、マイタウン白河へお越しください。
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第2回マイタウン白河ギャラリー展
 日時:5月12日(水)~6月1日(火)
 場所:マイタウン白河3階(白河市本町2)

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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切っても切れない絆の物語~ おとうと(白河シネマパラダイス)

白河シネマパラダイス運営委員会(カルチャーネットワーク内)は、来る5月22日・23日に「おとうと」を上演します。

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東京のとある商店街での物語。
ささやかな生活ながらも暮らす娘と義母と母の3人。

ある日、娘の結婚が決まり幸せの頂点にあった家族。
ところが結婚式当日、なごやかだった披露宴に駆けつけたのは、父の十三回忌に酒を飲んで大暴れした母の弟だった。

その後もどうしようもない母の弟。
母はついに絶縁を言い渡し、問題はなくなったかに見えたが―――

主演は、母・吟子役に吉永小百合、娘・小春役には蒼井優、母の弟・鉄郎役に笑福亭鶴瓶。
監督は「武士の一分」「母べえ」でも話題の山田洋次。

あの感動作の「おとうと」が白河で上映されます。
ぜひ、白河シネマパラダイスへお越しください!

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白河シネマパラダイス 第30弾「おとうと」

5月22日(土)白河市文化センター 11時、15時、19時
5月23日(日)東文化センター 11時、15時

前売券 1,000円
 (小中高校生・障害者 800円(当日200円増))

お問合せ
 白河シネマパラダイス運営委員会
 TEL:0248-22-5271

公式サイト
 http://www.ototo-movie.jp/

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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ケニアの子どもたち・命の輝き ~ 早川千晶講演会(アウシュヴィッツ平和博物館)

白河市白坂のアウシュヴィッツ平和博物館では5月15日、ケニア在住のライター早川千晶さんによる講演会が行なわれます。

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遠いアフリカで子供達が抱える諸問題について、一緒に考えてみませんか?

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アフリカトーク&ライブ 早川千晶講演会
ケニアの子どもたち・命の輝き

 日時:2010年5月15日(土) 14:00~
 場所:アウシュヴィッツ平和博物館
    (〒961-0835 白河市白坂三輪台245、TEL 0248-28-2108)
 料金:無料!

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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天王台ニュータウン現地無料ご招待会(泉崎村)

西白河郡泉崎村では、5月29日に行われる「天王台ニュータウン現地無料ご招待会」の参加者を募集しています。

日程は以下の通りです。

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開催日/5月29日(土)

7:40   東京駅出発
11:30 泉崎村到着
       昼食・天王台ニュータウン見学
       さつき温泉入浴
16:00 泉崎村出発
19:00 東京駅前 到着

※新幹線、または貸切バス利用予定

***************************

自然豊かでありながら幹線道路が縦断し、交通の便もよい泉崎村。
田舎暮らしや二地域居住をお考えの皆様、是非ご参加を検討してみてはいかがでしょうか。
また、申し込み締め切りは5月19日(水)となっていますので、お早めにどうぞ。

詳しくはこちらの告知ページをご覧下さい。

泉崎村ホームページ

地図はこちら

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☆泉崎村 天王台ニュータウンから見た泉崎駅と烏峠

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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ホッとできる街なかのパン屋さん~「ママのパン屋さん 桜 ouka 香 中町店」

西郷村にある「ママのパン屋さん 桜 ouka 香」。
子供さんに手作りのおやつを作ることからパン作りがはじまり、2007年には西郷村に店舗がオープン。
オープンして2年ほどですが、優しい味のパンが評判を呼んでいる人気のパン屋さんです。

株式会社 楽市白河」の白河市中心市街地の空き店舗を利用した、「チャレンジショップ事業」。
いわゆるシャッター街を活性化させるこの事業の一環として、今年1月、白河市の街なかに「中町店」がオープンしました。

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町の中で気軽に入れるお店、を目指した「中町店」は1階が店舗、2階がカフェになっています。

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カフェは屋根裏部屋の隠れ家、といった雰囲気で、木のぬくもりあるとても落ち着いた空間。

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空き店舗を利用したこの建物は、壁や床は新しくなっていますが、屋根部分は塗装しただけで、もとの姿を生かしているそうです。

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この大きな梁は、昔の建物ならでは。ノスタルジックな感じですね。

そして「桜 ouka 香」のパンがこちら。

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こちらは一番人気の「カスターフルール」。

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見た目からも、ふわふわ感が漂っていますね。
ふわっとしながらもみずみずしい生地の中に、ほどよい甘さのカスタードクリームが入っています♪
みんなで分け合いながら食べるのも楽しいパンです。

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「食べた人が幸せになるパン」づくりをめざしている「桜 ouka 香」。
お店に入れば、香ばしいパンの香り。
それだけでも幸せですが、パンの優しい味わいで、もっと幸せになれますよ。

パンは夕方には売り切れてしまうこともあり、お昼頃がお店に行くいいタイミングだそうです。

「ママのパン屋さん 桜 ouka 香」

■中町店
 住所/白河市中町67
 TEL/0248-29-8778
 営業時間/午前10時~午後6時
 定休日/月曜日

■西郷本店
 住所/西白河郡西郷村小田倉字上上野原1-108
 TEL/0248-25-5525
 営業時間/午前10時~午後6時
 定休日/月曜日

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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ツツジ満開! ~ 風呂山公園(塙町)、矢祭山公園(矢祭町)

4月下旬に積雪のあった県南地方も、連休中の暖かい陽気(なかには30℃超えした日も)で一気に暑くなりました。

ツツジの名所としても知られる塙町・風呂山公園を訪ねました。
2週間前までは桜しか咲いていませんでしたが、今は見事なまでにツツジ一色ですね!
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お次は矢祭町の矢祭山公園に向かいました。
こちらは山が近くに見えるので、緑と朱色の美しい対比が楽しめます。
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矢祭山駅もツツジ一色ですね。
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例のごとく、矢祭山観光センターさんで鮎の塩焼きをいただきました。
ツツジのシーズンが終われば、久慈川の鮎釣りが解禁になります(毎年6月1日)。
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ツツジの美しい県南地方に、ぜひお越しください!

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風呂山公園
 〒963-5401 福島県東白川郡塙町桜木町地区

矢祭山公園
 〒963-5322 福島県東白川郡矢祭町内川地区

矢祭山観光センター
 〒963-5322 福島県東白川郡矢祭町内川字矢祭121-2
 TEL:0247-46-3161
 URL:http://www.yamatsuriyama.com/
 BLOG:http://blogs.yahoo.co.jp/hiroshix1208

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1,400年前の装飾壁画 ~ 泉崎横穴墓一般公開(泉崎村)

泉崎村の泉崎横穴墓が一般公開されました。
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一般公開は年4回、4・5・9・10月の第2土曜日に行なわれます。
これらの時期は横穴内部と外部の気温差が少ないことから、一般公開日として選ばれるのだそうです。

少し、泉崎横穴についておさらいしてみましょう。
泉崎横穴墓は、泉崎村立泉崎中学校のすぐそばにあります。
1933(昭和8)年12月19日、県道の拡張工事中にいくつかの横穴墓とともに発見されたといいます。
その当時、東北地方で古墳時代の装飾壁画が発見されたのは初めてのことで、翌1934年5月1日に国史跡に指定されました。
造営時期は古墳時代後期(6世紀末~7世紀初頭)といわれています。
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1935(昭和10)年には、天井の崩落を防ぐためのコンクリート製の防護施設が設置されました。
おかげで泉崎横穴は大きな損傷もなく保存されてきましたが、長年の一般公開による汚れや防護施設の劣化が目立っていました。
泉崎村は将来的な保存のために、2005(平成17)年から3年かけて大規模的に修復しました。

早速、泉崎横穴にお邪魔しました。
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撮影許可をいただいて、中の覗き窓から見てみました。
この見えている部分は、正面(東側)に描かれた4人の男性、3人の女性、小動物などです。
もちろんこれだけでなく北側、南側、そして天井にさまざまな文様が描かれています。
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次回の公開が4ヵ月後ということもあってか、多くの史跡ファンが訪れました。
なかには東京から来られた方も居るようですね。
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泉崎横穴墓
 〒969-0101 福島県西白河郡泉崎村泉崎字白石山地区
 問合せ先:
  泉崎村教育委員会学校教育課(TEL:0248-54-1533)
  泉崎資料館(TEL:0248-53-4778) (公式サイト
 一般公開時期:
  4,5,9,10月の第2土曜日 10:00~12:00、13:00~15:00

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古代白河地方の遺跡が眠る ~ 泉崎資料館(泉崎村)

かつての記事で、泉崎村周辺が古代白河地方の中心地であったことをお伝えしました。
古代県南地方のカタチ第二回 白河の歴史「学びの会」に参加しました

古代地方の中心地だった泉崎村には泉崎資料館があって、村内で発見された出土物が展示されています。

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中には、原山古墳から出土した力士を模した埴輪があります。
約1,500年前、律令時代のさらに昔から、相撲が存在していたという意味でも貴重な埴輪像です。
しらかわ地域の魅力再発見ブログ」さんでも埴輪像がありますので、こちらもあわせてどうぞ。

そのほかに、明日5月8日に泉崎横穴が一般公開されます。
この横穴は1933(昭和8)年に、県道泉崎滑津線の拡張工事の際に発見されたもので、古墳時代後期のものといわれています。
古墳内部の壁には、馬に乗った男が弓に矢をつがえている様子、角の長い動物、フレア付きスカートを身につけた女性などが一面朱色で描かれています。
一般公開については、泉崎村教育委員会のページをご覧ください。

そういった壁画付きの横穴墓があることから、大和政権から高位の人が派遣されて来ていたことの証明ともされています。
それだけ、この地が古代日本の中でもとりわけ重要な地域だったということがうかがえます。

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まだまだこの地には、知られざる古代日本が眠っているかもしれません。
古き時代を感じてみませんか?

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泉崎資料館
 〒969-0101 泉崎村大字泉崎字舘24-9
 TEL:0248-53-4777
 開館時間 9:00~16:00
 URL:http://www.vill.izumizaki.fukushima.jp/kakuka/siryou/shiryo.htm

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泉崎横穴墓一般公開
 公開日:平成22年5月8日(土)
 時間:午前の部 10:00~12:00、午後の部 13:00~15:00
 主催:泉崎村教育委員会(TEL:0248-54-1533)

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県南地方最後の桜模様 ~ 長遠寺のしだれ桜(鮫川村)

いよいよ県南地方最後となりました。
鮫川村赤坂中野地内にある長遠寺の境内にあるしだれ桜です。
鮫川村は県南地方でも標高が高い場所に位置するため、桜の開花も遅めです。
(今年は寒かったため、通常よりさらに遅かったです)

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樹齢200年。
天明の大飢饉(1782年~1788年)のときに、餓死者の供養のため植えられたと伝えられています。

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これで現在の9市町村、旧12市町村すべてに咲く代表的な桜を写すことができました。
県南地方も、いよいよ新緑の季節です。

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長遠寺のしだれ桜
 〒963-8401 鮫川村大字赤坂中野字伏木田地内

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エアポートまで2,000円! ~ 福島エアポート乗合タクシー

福島県の空の玄関口・福島空港まで乗せてくれる福島エアポート乗合タクシーが一部地域で値下げになりました。

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値下げしたのは白河市・西白河郡方面。
これまで2,500円でしたが、新運賃ではお一人様片道2,000円です。

東白川郡は、値段は変わらずながら、お一人様片道2,500円で運行中です。

ご予約は福島空港構内タクシー協議会(TEL:0248-72-9009)まで!

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福島エアポート乗合タクシー

http://www.fks-ab.co.jp/access/taxi.html


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庄司戻しの桜<霊桜碑>(白河市)

県南地方の桜をお伝えするのもこれが最後となるでしょうか。
白河市、白河の関近くの「庄司戻しの桜」。
源義経に使え、忠義を尽くした福島市信夫出身の佐藤兄弟に由来する桜です。

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佐藤継信、忠信兄弟の父、佐藤元治は、義経と平家討伐へ向かう2人を、信夫からこの地まで見送りました。その際、
「忠義を尽くせばこの桜の杖が生付くだろう」と、桜の杖をこの地に立てたということです。

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その後兄弟は義経に忠義を尽くして討ち死にし、その忠節に桜が見事に根付いた、と伝えられています。
天保年間に一度焼失しているそうですが、次々と新しい芽が吹き、今も根付いているということです。

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庄司戻しの桜
 白河市表郷中野庄司戻

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城下町白河 端午まつり

白河市内では以前、ひなまつりにあわせて「城下町おひなさまめぐり」が開催されましたが、現在5月の端午の節句にあわせ、「城下町白河 端午まつり」が開かれています。

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市内、約100件のお店や建物に五月人形が飾られています。
おひな様を目にする機会は多いのですが、様々な五月人形が見られる機会は少ないかと思いますので、この機会に白河市内を訪れてみてはいかがでしょうか。

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展示場所には「みどりの幟」が掲げられています。

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城下町白河 端午まつり
 開催場所/白河市 大工町 中町 本町
 展示期間/5月5日(水・祝)まで

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堀川親水公園・太陽の国、約700本の桜(西郷村)

桜シリーズもいよいよ終盤。
白河市内の桜も散り始めています。

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西郷村の堀川親水公園、隣接する「総合社会福祉施設 太陽の国」の桜がようやく見ごろを迎えました。
でも雨の多い天候もあり、少々散り気味です…。

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こちらでは約700本といわれる桜並木が見事!
県南でも随一ではないでしょうか。

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那須連邦を背景とした、いいロケーションです。

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堀川親水公園/総合社会福祉施設 太陽の国
 西白河郡西郷村大字真船字芝原地内

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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