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白河市 小峰城 悲しい伝説の「おとめ桜」

白河市、小峰城の桜もほぼ満開ですが、こちらも21日時点の写真になります。

桜開花の知らせに、たくさんの人であふれる小峰城。

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「おとめ桜」も綺麗に咲きました。
この「おとめ桜」というのはお城にまつわる悲しい伝説をもつ桜なのです。

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丹羽長重公が大改修を行った際、石垣が何度も崩壊し工事が進まない状況にありました。そこで、人柱を立てることになったのです。

人柱にするのはその日、お城に最初に来た者、ということになりました。
すると、最初に来たのは工事に当たっていた藩士、和知平左衛門に弁当を届けに来た娘、「おとめ」だったのです。
父が必死に「来るな」とした合図を逆に、「来い」といわれているものと勘違いしたおとめは人柱とされてしまいました。

人柱を立てたせいか、工事は順調に進み、無事石垣が完成したそうです。
その後、おとめが埋められたあたりからは1本の桜が花を咲かせるようになり、娘を偲んで「おとめ桜」と呼ばれるようになったということです。

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このような伝説を持った桜ですが、実は明治時代の戊辰戦争の戦火で焼けてしまい、この桜は2代目になります。
近代の白河を見つめてきた「おとめ桜」。
今年も美しい姿を見せてくれています。

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白河市 小峰城

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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コメント

こんにちは。実は、その人柱になった「おとめ」という人、実は私の祖先です。
祖父の嘘だと思ってたけど、本当だったんですね。

投稿: 無名 | 2013年2月23日 (土) 13時40分

はじめまして。
実は私もつい最近まであくまで伝説の話だと思っていました。ご子孫の方もいらっしゃるんですね!貴重な証言ありがとうございます。
残念ながら現在石垣が崩れておとめ桜は見られませんが、今年も綺麗に咲くんでしょうね。早く小峰城が復旧することを願ってやみません。

投稿: ラクラスしらかわ | 2013年2月25日 (月) 10時37分

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