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本物の日本酒と本物の料理酒 ~ 大木代吉本店(矢吹町)

一度この味を知ってしまうと、化学調味料てんこもりのお酒が飲めません。

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矢吹町にある、慶応元(1865)年創業の大木代吉本店さんを訪ねました。

大木さんでは、「昔ながらのおいしい日本酒作り」にこだわっていらっしゃる老舗の酒蔵さんです。
その酒作りから、東京方面からわざわざ蔵を見せて欲しいなんて方も訪れるそうです。
最近では、地酒交流会に出展されていました。

代表の大木雄太さんにいろいろとご案内いただきました。

まず、お米を蒸しているところ。
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写真は、蒸しあげたところ。
これ一度だけでなく、3段階にわけて蒸すのだそうです。

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その後作られる麹。
写真でお分かりのとおり、ねばつかず、きれいに粒の形を保っています。
きっちり水分を飛ばしてあげることで酵母がよりお米に浸透していくから、
こんなに粒々した感じでできるのだそうです。

こちらが発酵させる釜です。
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はじめはお米っぽさの残る感じですが、
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酵母の力で、2~3日後にはこうなります。
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釜の中では発酵が進んで、発酵してショワショワと音を立てるといいます。
(日中は周囲の機械音で聞こえませんが、夜機械が止まっているとショワショワと音を立てるのだそうです)

また、釜をのぞいたときに、日本酒独特の香りをはっきりと感じ取ることができます。

化学が一般的に認知される以前から、こうしてお酒が造れることを我々の先人たちは知っていたということですよね。
先人たちの知恵には舌を巻くばかりです。

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見てください!
こちらは酵母が元気なので、いつも以上に泡立っているんだそうです。

記者もいただいてみました。
酸味が強く、おいしいヨーグルトの味がします。
でもまだ、日本酒になるための途中過程なのだとか。
そうこうして、丹精こめた日本酒ができあがってくるのですね。

少し、店内も見てみましょう。
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伝統とモダンが融合したようなおしゃれな雰囲気です。
まさに田舎暮らし風なつくりでありながらも、それでいて味わい深い様子です。
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こちらの料理酒は、大木さんイチ押しの料理酒です。
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料理酒というと、飲むわけで無いから値段相応に作る酒蔵さんも多いと聞きます。
ですが、大木代吉本店さんの料理酒は無添加で作られています。

最近は洋食の料理酒として、あえて日本酒が選ばれているのだとか。
シェフとして名高い日髙良実さんが率いる、東京・広尾の高級イタリアンレストラン店アクアパッツァでも使われているのだそうです。
そんなお店で福島県県南地方産の料理酒が使われるのだと思うと、あらためて地元のお米や水のよさを感じずにはいられません。

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大木さんは、いい米といい水があるこの地だからこそできるといいます。
また毎日、瓶詰めごとに衛生管理をしているともいいます。

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他社だと合成乳酸をたくさん使って、安価で販売しているお酒もたくさんあるといいます。
しかし、大木代吉本店さんでは、昔ながらの製法にこだわって味を追求しています。
今後は伝統の日本酒のみでなく、シードルや梅酒、雑穀甘酒など、日本酒以外にも取り組んでいきたいと大木さんはおっしゃいます。

ぜひ、新しい味にも期待ですね。

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合名会社大木代吉本店
 〒969-0213 福島県西白河郡矢吹町本町9
 TEL:0248-42-2161
 FAX:0248-42-2162

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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コメント

こんにちは

掲載されているお写真を、HP作成に使わせていただきたいのですが、可能でしょうか。

現在、WEBのクリエーターの学校でHP作成の課題で、大木代吉本店さんを題材にさせていただいているのです。

ご検討の程よろしくお願いいたします。

根橋

投稿: ネバシ | 2013年9月17日 (火) 16時28分

はじめまして。
お問合せありがとうございます。
写真使用していただいて結構です。
できましたら写真提供元をリンクか表記していただければ幸いです。

投稿: ラクラスしらかわ | 2013年9月19日 (木) 16時10分

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