« 第三回 白河の歴史「学びの会」に参加しました | トップページ | 安珍僧の冥福を祈る ~ 安珍僧供養祭・安珍念仏踊り(白河市) »

白河市表郷地区の「ビャッコイ」~第三回 白河の歴史「学びの会」より

「ビャッコイ」という大変珍しい植物が白河市表郷金山地区に自生しています。
何が珍しいかというと、この植物、日本でただ一ヶ所、ここでしか自生していない植物なのです。

Dscn1563

カヤツリ科の植物とされてきましたが、最近の研究で「ビャッコイ科」の多年草植物と認められています。起源は遥か氷河期時代といわれ、悠久の時を生きてきた植物です。

発見は明治33年、当時中学生だった少年により発見されました。図鑑に載っていない植物ということで、牧野富太郎博士が鑑定したところ新種と認められたそうです。
この「ビャッコイ」という名前。これは漢字で書くと「白虎藺」。植物を鑑定するにあたって、同じく鑑定に回っていた会津地方の植物と混同されてしまい、会津の白虎隊にちなんだ「白虎」の名前がついたとのこと。「藺」はイグサの「イ」です。

ビャッコイ自生の条件は水温常時10~12℃、半陰半陽(午前中かげり、午後から日差しが出る)、きれいな水が湧き出るなどの条件が揃っていないといけないとのことで、長い時間の様々な偶然が氷河期から現代まで生命をつないだのでしょうね。

Dscn1556

昭和30年代には湧き水の出る水路を塞ぐほどの量があったビャッコイですが、それも最近のかんがい用水整備などで水量が減り、現在は絶滅危惧種に指定されているそうです。私たちがきれいな水のふるさとを守っていくことが大切ですね。

住所/白河市表郷金山字瀬戸原地内

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

|

« 第三回 白河の歴史「学びの会」に参加しました | トップページ | 安珍僧の冥福を祈る ~ 安珍僧供養祭・安珍念仏踊り(白河市) »

白河市」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1267462/33931275

この記事へのトラックバック一覧です: 白河市表郷地区の「ビャッコイ」~第三回 白河の歴史「学びの会」より:

« 第三回 白河の歴史「学びの会」に参加しました | トップページ | 安珍僧の冥福を祈る ~ 安珍僧供養祭・安珍念仏踊り(白河市) »