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今年も真心こめて作っています! ~ 白河だるま製造所(白河市)

2月11日の白河だるま市が近づいてきて、県南地方でいま一番忙しい場所「白河だるま製作所」を2つご紹介します。

そもそも「白河だるま市」は、今から約300年前、白河城主・松平定信公が城下の繁栄を願って、旧正月14日に「だるま市」を行なわせたのが始まりと伝えられています。
そこで販売される「白河だるま」は、こんな特色があるといわれています。

松平定信公時代の画匠・谷文晁(たに ぶんちょう)の考案で、
まゆは鶴、ひげは亀、あごひげは松、びんひげは梅、顔の下には竹を模様化し、
全体に福々しい感じが特徴で、その品の良さは日本一と言われているだるまさんです。

さて、お話はそのくらいにして、だるま製作所をたずねてみましょう。

まず、ひとつめ。
「渡辺だるま製造所」さんです。
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訪ねたときは、ちょうど絵付けをされていました。
よくニュースなどでも流れるシーンですが、実際、生で見るとサッサッを書かれていて簡単に書けそうな気がしてきます。
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しかしお話をうかがってみると「速さと丁寧さ、あとムラなくできるか」とのこと。
書き方がうまいのは当然として、大量に製作するから速さも必要だし、またどのだるまも同じように描けていなければいけないのだそうです。

絵付け前の工程も、のぞかせてもらいました。

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昔ながらの手作業で大変なようですが、それだけに味わい深いだるまさんになっていくんですね。

つづいては、「佐川だるま製造所」さん。
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こちらもだるま市に向けて、鋭意製作中でした。

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だるまさん自体を形作る作業は、朝9時から夕方遅くまでですが、
絵付け工程は毎日深夜遅くまで続くそう。

特徴としては、小ぶりなだるまさんもたくさん作られていること。
こうしたかわいいだるまさんも、なかなかいいものですね。
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こうやってみると、「だるま作り=絵付け」と思ってしまうのですが、実際は紙作りやだるまの型を作るほうが重労働とのこと。
紙漉きは農的暮らしセミナーでも取材しましたが、コウゾから紙漉きするのはやはり大変です。
だるまへの貼り付きやすさから近年の和紙より古紙のほうがいいらしく、かつては歴史的価値のありそうな台帳なんかも使っていたそうです。

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(使えそうな古紙。写真は昔の喜久田村(現・郡山市喜久田町)で書かれたと思しき住民台帳です。)

できあがっただるまさんはよく見ますが、こうして製造工程に思いを馳せながら楽しむ「白河だるま市」もなかなか格別なものではないでしょうか?

白河だるま市は2月11日(木祝)開催です。
ぜひ、白河へお越しください!
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渡辺だるま製作所
 〒961-0907 福島県白河市横町30番地
 TEL:0248-23-3978
 FAX:0248-27-0888
 定休日:無休
 営業時間 9:00~19:00

佐川だるま製造所
 〒961-0907 福島県白河市横町81番地
 TEL:0248-23-4239
 FAX:0248-23-0572
 定休日:無休
 営業時間 8:30~19:00
 URL:http://www.shirakawa.ne.jp/~s_daruma/

文責:よ (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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