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自然に帰る

12月2日放送のNHK「クローズアップ現代」にて、秋田県羽後町の美少女キャラによる町おこしの様子が取り上げられていました。

「萌え米」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
秋田のブランド米「あきたこまち」のパッケージに、あきたこまちをイメージした美少女イラストを施したものです。
これが、ひと月で2年分の発注があるほどの人気となり話題となりました。
お米を購入した人の中にはこれをきっかけに「お米を食べるようになった」という声もあったそうです。
そもそも、この町おこしの取り組みの発端は、「羽後町にある茅葺民家の魅力を伝えたい」というところにあったようです。

 クローズアップ現代
 http://www.nhk.or.jp/gendai/
 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0912-1.html#wed

 JAうご 
 http://www.ja-ugo.jp/index.html

羽後町には国指定重要文化財の茅葺民家をはじめとし、現在も茅葺民家が多数現存しているそうです。
素晴らしい風景や文化財も、地元住民にとっては「いつもの風景」にしか映らないものです。(かくいう私もその一人ですが…)
その「埋もれている資源」に気づいた羽後町出身の男性が、羽後町の魅力を伝える手段として大好きな美少女キャラと町の、いわばコラボレーションをはかりました。
美少女と茅葺民家のイラスト看板や、「美少女イラストコンテスト」を開いたり、お祭り、盆踊りのポスターに美少女キャラを採用したところ、たくさんのファンが羽後町を訪れるようになったということです。

訪れた男性が、「ここは空気がいいんですよ」と言った言葉が印象的でした。
そもそもの目的は「美少女キャラ」だったかもしれません。しかし、結果的に都会の生活や仕事に疲れたときに触れた「田舎の風景」に心癒されたのではないでしょうか。

お米といえば、今年は「シブヤ米」なるものも話題になりました。いわゆる渋谷のギャルがお米作りに取り組み、収穫したお米です。

 シブヤ米オフィシャルサイト
 http://www.shibuyamai.jp/

きっかけ、動機はさまざまで、それにともなう結果も賛否両論かとは思います。しかし今、土や緑、田舎風景に触れたいという人たちや、食文化を見直す人たちが増えている証拠かもしれません。

また、地元住民や町が「田舎の財産」に気づくこと、今の人や時代に合わせて多少変化することも大切のように思えます。

長引く不況の中、不況に悩む田舎の人たちも、都会の生活に疲れた人たちもこれらに気がつくチャンスなのかもしれません。

 美少女イラスト秋まつり@羽後町  特設ページ
 http://hachinosu175.blog107.fc2.com/

文責:な (ラクラスしらかわ http://rakuras.com/

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